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映画好きの運命論【2020年年末決算】(1)

年内残すところあと4日。

2020年は、楽しみな映画がコンスタントに公開されなかったけど、まぁそんな年もある。

2021年に期待が高まる。

新開誠監督作品や、山戸結希監督作品来ないかな。前作から2年経つので、期待。今泉力也監督の作品も、不思議な中毒性があって好き。独特な時間が流れるのと、結局何が言いたいのかよく分からないところが好き。観る人が考える余地がある作品が好き。

そんなこんなで、運命論の話へ。

2020年、私事ではあるが、某アイドルにハマった。某オーディション番組で7話までは誰が誰なのかも分からなかったのに、8話で突然顔と名前が一致して、そこから毎週金曜日夜はメンタルブレイクするようになって、9/18にデビューメンバーが決まって、11/30にデビューして。

ところで、初めてMVを観るまで全く気付かなかったが、彼らは必要以上に難解なコンセプトを届けてくれている。韓国アイドルはこれがスタンダードなのかと思ったら、どうやら彼らの事務所特有のものらしい。

タイトル曲の考察(というか、私的理解)は別の機会に。MV公開から約1ヵ月近く経ってやっと、数々のインタビューからコンセプトの理解が深まっている。

後にJAKEくんのインタビュー内容から分かったことだが、MV撮影において「ファンの皆さんの開かれた解釈が出来るよう、仕草などにおいてはっきりと決まった答えを与えようとしなかった」のだそうだ。多数の解釈が生まれ得るように作られたMVは世界各国で考察されているだろうが、そもそも一つの答えが出ないように作られているみたいだ。

(世界中のファンダムが力を合わせて考察しても答えが一つに定まらない作品を作るのは、困難を極めることは想像に容易い。クリエイターチームは本当に素晴らしいと思う。何年計画でコンセプト運営をしているんだろう、、。)

彼らのMVから、たった一つの共通した答えは導かれないが、ファン一人一人の中でそれぞれなんとなく一つの答えは出ているのではないかなと思う。あなたにとって、たった一つの答え(解釈)が。

今はまだよく分からなくても、これから何度もMVを観たり、曲を聴いたりしているうちに、いつかあ〜こういうことか!と突然分かる日が来るのではないかなと未来に期待をする。

必要以上に難解なコンセプトは、私に、未来への期待を授けてくれる。きっとこれからも。

2021年に期待が高まる。

未来に楽しみがあると、生きているのが楽しい。


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