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人生を愉しむために#4 音楽



ミック・ジャガーが80歳!

過日、TVニュースでローリングストーンズのミック・ジャガーが80歳になったと報じていました。
映像ではスタジオでダンスのトレーニングをする若々しいミックの姿が映っていましたが、衰えを見せないその動きに、単にトップアーティストとしての形容に止まらない神々しさのようなものを感じました。


アーティストたちの若さと魅力

楽器が弾けない私は、音楽はオールドスクールなクラシック・ロックを中心に聴く専ですが、何十年も聞き続けていると、トップで活躍するアーティストはミック・ジャガーに限らず歳を取らない人が多くて、音楽だけでなく好きなことをやっている人はいつまでも若々しい方が多いというか歳をとっても渋みのようなものが増している方が多くて、それがまた魅力につながってるように思います。

音楽の好みも、自分がアラ還オヤジになるにつれて徐々に変化してきているもののひとつですが、次第にノリの良さより沁みる音楽を求めるようになっており、最近ではたまたまユーチューブで見つけたマーク・ノップラーにハマっています。


味がある(ような気がする)オッサンミュージシャンが気になるのは、自分が歳を取るにつれて憧れる対象も自然と加齢しているだけのことかもしれませんが、渋みを出すというのは簡単にできることではなく、彼らを見ていて大いに参考になるところがあります。
このマーク・ノップラーも、ギタリストとしての腕は言うまでもないのですが、それよりも曲の雰囲気と呟くように歌う姿に滲み出るものがあって、若い時よりも歳をとった今の方が魅力を感じます。

音楽の手に入れ方の変化

これまで何十年も聴いてきた音楽ですが、それを手に入れる手段も大きく変わりました。
自分が若かった頃はFMラジオに嚙り付いて聴いたり、せっせとレコード屋に通ったり、レンタルレコードからCDへと変わっていく中で、それなりの努力をしないと得られなかった音源が、今や簡単にスマホの中で手にできるようになったことには、まさに隔世の感があります。
そのことでいろんなチャネルが増え、まだまだ現役で頑張っているオッサンミュージシャン達の魅力や、珠玉のクラシック・ロックに触れる機会にも繋がっているんだろうと思っています。

デジタル社会でのアラ還の音楽の愉しみ方

最近では、若かりし頃のおさらいのような音楽をサブスクで聴いていますが、移動の時間にBluetoothでワイヤレスイヤホンだったり、車の中でラジオから気軽に聴けたりと、これもまたデジタル社会の恩恵に漬かっている感じがしますがなかなか便利です。
何より高額な機材を購入したりする必要がないというのがテクノロジーの進化を感じさせますし、その昔オーデオのコンポーネントを揃えることに憧れていた世代にとっては、またまた隔世の感です。

流行りの若者向けの音楽を聴いて加齢に抗うのも悪くありませんが、デジタルの利便性を活かして古き良き時代の音源を聴いて当時を思い出したり、渋みのあるオッサンになるための目標にするのもアラ還の愉しみの一つだと思っています。


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