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【報告:2024年2月】ペイシェントサロン秩父

◇日時:2024年2月3日(土)

◇内容:医療に求める癒しとは。

■テーマを選んだ背景
テーマは「癒し」について。人それぞれ癒しという言葉から浮かぶことは異なりますが 医療においての癒しとは?どういう点に人は癒しを感じるのか?を共有してみたいという 想いから、医療に焦点をあてた癒しを話し合うことにしました。 立場が変わればイメージするもの、求めるものも異なるという仮説を立て、検証してみたいと考えての選択です。

■対話した内容

■参加者の声
・医療に囚われず、患者の日常を感じられる環境作り、コミュニケーション ・グループディスカッションは苦手なのですが、和気藹々と話しやすい雰囲気と癒しの空間、BGMもあり、とても楽しく過ごすことが出来ました。医療にかかわるテーまではありましたが、医療側・患者側、様々な立場の意見はとても勉強になりました。また参加したいです。ありがとうございました。 ・コーヒーの淹れ方、たくさんの価値観、たくさんの出来ること
・安心して話せました。
・日常の中に食の大切さ、役割があることに改めて気づかされました。
・意見を引き出す雰囲気作りが素晴らしかったです!

■主催者から
今回のペイシェントサロンのテーマは「癒し」。

第1部は「特別企画 より癒されるコーヒーの作り方」の演題で、鈴木信行会長より 話題提供をいただきました。 コーヒーマイスターの資格を持つ信さんから提供された2か所の産地のコーヒーと、町田一美さんのこだわりの詰まったアツアツの焼き芋を囲んで、参加者もスタッフも終始笑顔。 まさに癒し!との声を参加者から頂きました。

第2部は「医療に求める癒しとは」をテーマに鈴木会長も加わっての対話の時間。 スタッフを加えて7名のため、テーブルは一つでじっくり話すことが出来ました。 テーマを聞いただけでは、漠然としていることもあり、はじめはペンを持ったまま天井近くを眺める参加者も多かったのですが、ファシリテーターより「それぞれ癒しと聞いて浮かぶものは違うだろうし、正解はない。浮かんだものを単語などで書いてもらい、皆さんの話を聞いてまた浮かんだら書いてもいい」との声掛けをしたところ、少しずつペンが動き始め、最後は貼り切れないほどの付箋と、意見・感想が出る活発な会となりました。 「医療」という言葉がつくと難しくかんがえがちですが、あくまでも人々が集まる空間であり、人と人とが接する場であることに変わりはありません。 挨拶やちょっとした声がけ、手当てやコミュニケーションから、照明、音楽、対応者の対応など環境ともいうべき点まで、人の数だけ癒しを感じるポイントは違うと再認識しました。 参加者より、「多様性があっていいんだ」という声が出ましたが、皆で医療という言葉に囚われず、人として心地よい空間作りのために立場を超えて出来ることを考えるいいきっかけになったと話して終了となりました。

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