デザイナー目線で選ぶ、親子で楽しむ「アートな絵本」(0・1才向け)
子育てが始まって1年のデザイナーSです。
子供が “絵本の虫” でして、夜は絵本を抱えて眠り、朝起きた瞬間から絵本を差し出し、「う!う!」と読み聞かせをせがまれる毎日を送っています。
我が子に影響され、たくさんの絵本に触れる中で見つけた、デザイナー目線で気になる「アートな絵本」をご紹介します!0・1才が興味を持ちそうなラインナップです。
“不揃いなマル”が主人公の物語
「あおくん と きいろちゃん」
作:レオ・レオーニ
絵の具をポトンと落としたような、ちぎり絵のような青と黄色のマル。
ある日仲良しの二人は遊びに出かけ、いつしか緑になってしまいます。
でも緑の姿は家族に受け入れられず…。著名な芸術家「レオ・レオーニ」が孫のために作った、大人も考えさせられるような物語。想像力を掻き立てられる1冊です。
鏡のようにページに絵が映り込み、立体的に遊べる絵本
「きょうの おやつは」
作:わたなべ ちなつ
卵を割って、牛乳と小麦粉を入れて、ホットケーキを作ります。猫も一緒におやつです。ページが鏡にようになっており、本を見開いて直角にすると、立体的に見えます。まるでおままごとをしているかのよう。自分の顔も映り込むので子供が遊んでいます。この絵本を読んだ後に、一緒にホットケーキを作るのも楽しそう。
世代を超えて愛される、不朽の名作
はらぺこあおむし
作:エリック・カール
親世代もこの絵本を読んで育ったという方も多いのではないでしょうか。カラフルな色使いがとにかく美しく、惹き込まれます。穴あきの仕掛けも楽しい斬新な絵本です。この絵本をたくさん読んで、作者「エリック・カール」の描く絵本の世界観がテーマの遊び場「PLAY! PARK ERIC CARLE」にも連れて行ったら楽しそうだなと密かに計画しています。
リサ・ラーソンの人気ネコ“マイキー”が生まれた絵本
「BABY NUMBER BOOK」
作:Lisa Larson
スウェーデンを代表するデザイナーのリサ・ラーソンがイラスト、娘のヨハンナ・ラーソンが色をつけた親子制作の絵本です。カラフルな色使いと愛らしい動物のイラストで、まだ文字の分からない0・1才でも楽しくページをめくっています。少し言葉が出てきた頃や動物や数字に興味をもった頃に読むと、「ワンワン」「イチ」などと言葉にして教えてくれます。厚紙絵本なので破れにくく、まだうまくページのめくれない子にもおすすめです。
オノマトペが楽しい!
「まり」
文: 谷川 俊太郎/絵: 広瀬 弦
「ころん」「ころころ」「ばしっ!」「かきーん」と象徴的な言葉で表現されるロングセラーの絵本。詩人・谷川俊太郎さんのシンプルながらリズミカルな言葉と、絵本作家・広瀬弦さんの優しいイラストがコラボレーションしました。「かたち」にも出会える絵本です。
色使いやイラスト、言葉が美しく、小さな子供がたくさんの刺激を受けるような「アートな絵本」をご紹介させていただきました!秋の夜長に親子で楽しむ時間の参考になれば嬉しいです。
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