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【Webディレクター必見!】制作パートナーとのコミュニケーション術〜3つのポイント〜

株式会社ぱとかのWebデザイナー兼WebディレクターのMです。
Webディレクターにとって、社外の制作パートナーはとても重要な存在です。制作パートナーの協力によって、プロジェクトに必要な専門的スキルや知識を補完することができます。
と同時に、Web制作において制作パートナーとのトラブルはつきものです。コミュニケーション不足が原因で、納期や品質に影響が出たり予算がオーバーしたりすることもあります。なんとか納品できたとしても次回から協力を断られてしまう、なんてことも…。

そんなトラブルを防ぐためには、制作パートナーとのコミュニケーションを円滑にすることが大切です。コミュニケーションが円滑になれば、品質や効率が向上するだけでなく、制作パートナーとの信頼関係も強化できます。今回は、制作パートナーの方々に気持ちよく仕事をしてもらうための3つのポイントをご紹介します。

ポイント1:
進捗があってもなくても状況報告!

制作パートナーからスケジュール通りにデザインをあげてもらっても、クライアントの確認に時間がかかったり、その他の理由で待機時間ができてしまうことがあります。
そんな時は、進捗があってもなくても状況を報告するようにしましょう。進捗がないと一言でいっても、数日ズレる程度のものから週単位でリスケになる場合など、いろいろな状況があります。予定が遅延する場合はその理由と、制作パートナーの稼働が必要になる時期の目処がわかるように伝えましょう。


  • クライアントの確認中(遅れても2、3日くらいかな?)

  • クライアントが出張で長期不在(週単位で遅れそう…)

  • 修正がたくさんありまとめに時間がかかっている(心の準備をしておこう)

  • ディレクターがチェックできておらず止めてしまっている(ごめんなさい…)


メッセージ例
遅延の理由と、納期予定について伝える

このように状況を伝えておけば、制作パートナー側もリソースの管理がしやすく、待機中に別のお仕事ができたり、口頭レベルでのフィードバックを伝えて先に着手してもらったりすることもできるので、お互いの時間を効率的に使うことができます。

ポイント2:
ドキュメントはシンプルにわかりやすく

ドキュメントがわかりにくいと、制作パートナーは作業内容が把握できません。制作パートナーに出す指示や資料は、整理して誤解のないように作成することが大切です。疑問点の確認のやりとりや、誤解したまま修正を進めてしまい、再修正や校正の手間も増えます。ドキュメントをわかりやすくするためには、以下のことに気をつけましょう。


  • 資料1ページにつき1画面

  • 対象ページのURLを記載する

  • 文章は簡潔かつ具体的に

  • 参考イメージを貼り付ける


資料例

ポイント3:
テキストコミュニケーションだからこそ
丁寧なやりとりを

制作パートナーとのコミュニケーションは、メールやチャットなどのテキストベースが多いと思います。しかし、テキストコミュニケーションでは、相手の状況や感情を汲み取ることが難しくなります。テキストコミュニケーションだからこそ、丁寧な言葉遣いや親しみやすい表現を心がけましょう。以下のことに気をつけると、制作パートナーとのコミュニケーションがスムーズになります。


  • 相手の状況を汲んで、進捗の確認や納期の調整をする

  • 協力してくれることに感謝を伝える

  • ミスや不備に対しては、責めるのではなく改善策を一緒に考える

  • 絵文字や「!」「…」などを活用して感情を表現する


メッセージ例
公開・納品のご連絡と感謝の気持ちを伝える

まとめ

  1. 進捗があってもなくても状況報告

  2. ドキュメントはシンプルにわかりやすく

  3. テキストコミュニケーションだからこそ丁寧なやりとりを

制作パートナーとのコミュニケーションは、Webディレクターにとって重要なスキルです。今回ご紹介した3つのポイントを実践して、制作パートナーのみなさんに気持ちよく仕事をしてもらいましょう。


株式会社ぱとか

西荻窪にあるWEB / SNS のプロモーション企画・制作会社です。ユーザーが求めることを読み解きながら、丁寧でやさしい企画、クリエイティブを提案しています。お気軽にお問い合わせください。


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