いくつか就活の相談を受けていて、
全員ではないがその多くが『答え』を求めていることに気付いた。
それに比べ、自分は就活中に唯一無二の答えを探したことは一度もなかった。
個人的にはそもそもこの歳になって絶対的な答えが用意されてる事なんてほぼ無いと思ってる。

これに違和感を感じたきっかけ。
それは、就活生が相談に来るとき『答え合わせ』をしに来てると感じたこと。
多分自分の中で答えは決まってるんだろうけど、誰かに答え合わせしたいって感じることが多々あった。
勿論不安があるのは分かってるし、背中を押してもらうことがあってもいいと思う。

けれど、
絶対に失敗したくないんですがこれで大丈夫ですか。
ここいい会社って聞いたんですけどどうですかね。
私この会社なら受けれると思いますか。
んーーーごめんわからん。
特に就活なんて年度によっても、業界や会社によっても違うし、合ってるか合ってないかなんて働いてみないと分からないと思う。
明確な答えを求められても答えを知ってるのは自分だけしか居ないし、絶対的な答えなんて無いと思うよ。
学生の時のテストみたいに明確な基準で採点できる答えなんてほぼ無いと思う。
出来るだけ手助けするけど、答えや答え合わせを求められても採点はできない。

答えって人それぞれにあるものだと思う。
法を侵さなければ、周りの人間を不幸にしなければ他人の答えに付き合う必要なんて無いと思うんだけどな。
勿論不安はあるけど、正解なんてコロコロ変わるし、正解だと思って進んでたことが一瞬にしてそうじゃなくなることもある。
どうやったらこれが伝わるだろうか。
どうやって伝えようかな。

もっと答えや正解という概念にとらわれずに、他人の答え合わせじゃなくて自分の為に生きたほうが楽しいよ。