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動画スクールPAVIOS スタートします

映像ディレクターで
株式会社パステックの代表 大林基(おおばやし・はじめ)です。

これまで25年、テレビ番組や企業PR動画を制作してきました。
近年は、NHKの医療番組の演出を中心に行っています。

そんな私が、この度、PAVIOS(パビオス)という動画スクールを開講することにしました。

動画スクール PAVIOS

PAVIOSでは、テレビ番組制作の中で培ったノウハウと演出メソッドを組み合わせたカリキュラムで、演出力を身につけた良質な動画クリエイターの育成を目指しています。

では、なぜそうしたスクールを開こうと思ったか
その背景について3つお話しようと思います。

① 動画の時代がやってくる!

長年、動画制作の仕事をしてきましたが、今ほど、変化を感じたことはありませんでした。
スマホが登場したことで、動画の制作環境、視聴環境が激変しました。
 スマホでもかなり高画質な実写映像が撮影でき、そのまま無料の編集アプリを使って配信レベルの動画が制作できます。PCスペックも上がったことで高機能な編集ソフトが安価で、プロではなくても使えるようになっています。
今後、5Gによる通信の高速化・大容量化により、人々は4K・8Kといった高画質でリアリティーが高い動画もストレスなく見られるようになり、動画活用の機会がさらに増えます。

② 動画編集者が激増

世の中に動画コンテンツが溢れるようになれば、当然、動画を制作する人も求められるようになります。動画編集スキルはプログラミングのように難しいスキルではなく、未経験でも1ヶ月ほど勉強すれば出来るようになります。今はYouTube上に無料の教材も多くありますので、学習コストをかけずにスキルを習得することができます。

③ 動画編集オワコン問題

動画編集者の皆さんが最初の仕事として始めたのが、YouTubeの編集代行でした。しかし、YouTubeの編集代行は需要よりも供給の方が多く、単価はどんどん下がってきました。
YouTuberの多くは個人であり、YouTubeからの広告収入がほとんどないような方ばかりです。
月に数百万円以上を稼ぐ有名YouTuberであれば、撮影した動画編集者を雇う余裕があるかもしれません。ですが、ほとんどの方はそうではありません。
YouTubeの動画編集のほとんどはテロップ付けと不要な部分のカット。それをAIが自動でやってくれるのでわざわざ動画編集者にお金を払う必要がなくなってきてしまいました。

脱オワコンのためのスキル 『演出力』

動画市場において、今後、ますます増えていくのが、「企業の広告・PR動画」です。
企業の動画制作は近年活発に制作されており、企業の魅力を発信する手段として活用されています。インターネットの普及により多くの人に知ってもらう機会が多くなった今は、重要視されつつあるのです。
お客さまが個人よりも、企業の方が安定していますので、より稼げる案件だと言えるでしょう。

しかし、企業案件を受注するためには、動画編集のスキルだけ上げても不十分だと私は考えています。
企業のビジネスの目的を理解した上で、その目的を達成するために必要な「デザイン・配色」「構成力」「どの素材を切り取るか」といった、総合的に動画を構成する『演出力』が求められるのです。

演出力はこれまで、個人のセンスによるところが大きく、学ぶことが難しいと考えられてきました。
しかし、私は現場の中で一定のメソッドがあり、それを伝える場所を創りたいという想いが募り、今回、スクールを開講することにしました。

PAVIOSでは、良質な動画を制作できるクリエイターを育成することで、良質なコンテンツが溢れる社会の実現を目指していきます。
あなたもPAVIOSで動画制作を学んで、多くの人々に喜びや感動を与える動画を創り出していきましょう。

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