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鳴ル銅鑼とライブした話

例えば音楽の神様ってのがいたとして、そいつが人間の形をしていたとしたらものすごく美人なんじゃないかなと思うわけ。
めっちゃツンデレで、こっちの都合とか関係なく自由奔放でしかも面食いなわけ。
どれだけ頑張って予定を合わせようが、向こうは平気な顔して1時間とか連絡もなしに遅刻してくるわけ。他の人とご飯食べてたーとか言って。
で、見繕って買ってきたプレゼントとか一瞥くれた後に「いらない。好みじゃないから。」
とか言い放つ感じの奴だと思う。

そんな音楽の神様に何回も何回も振り回されながらもこちとらなめられちゃいかんということで平気な顔して過ごして、それでもやっぱめっちゃ好きだわー、とか思いながらブンブンに振り回されて。

ミュージシャンというのは多分アホなんだと思う。

芸術ってなーに?って問われたら多分それは女心と似たようなもんなんだろうな。
理屈にかなわない、ただ、一定の法則性があるようで5回に一回は外れる。

そんな音楽の神様に心奪われたっきり帰ってきてないのが
鳴ル銅羅なんじゃないかな。と思う。

一見クールなあの人たちは、黒い衣装の向こうに少年の心を持ってる。
まだかめはめ波出ると信じて練習してるみたいな。
そんな奴じゃないと音楽家は務まらんっちゅー話なんですよ。
俺もまだ練習してるからかめはめ派。
で、音楽においては厄介なことに、出るから。かめはめ派。たまに。
ちっさいけど5回に1回くらい。
あぁなるほど、女心みたいなもんだね。気まぐれなんだけど、多分コツがある。
で、ずっとそこに一途なんです。

鳴ル銅羅の音楽なんかもう、ずっとずっとMUSEに尽くしてきてます。
って音楽してる。
一途なんですよ。
自分のことを見て欲しいわけ、MUSEに。自分だけのことを。
背景にある年収とか、地位とか、そういうことじゃなくて
俺の姿形マインド匂い、俺自身。をみろ。
とずっと言ってる。音楽からそれが聞こえる。
男気でしかないし、その男臭さにまた少し呆れる、MUSE。
でもなんかかわいいなとか思っちゃうMUSE。
MUSEって音楽の神様のことな?

だからなんか、どっかかわいい人たちなんだよなぁ。鳴ル銅羅って奴らはよー。

最高にグルーブしたし、また対バンあるから楽しみだなー。なんて思ってる。
楽しみだねぇ。

いつになったら完璧に惚れさせるんだろうね彼らは。
もしかしたら彼らにとってのMUSEは実はものすごく近くにいるのかもしれないけれど。