見出し画像

「0131夜 『営業力』より、、、?」

今回のコロナウイルス感染症の流行は、世の中にいろいろな影響を与えています。ITの世界にもいろいろな影響がありますが、「営業力」を謳うクラウド最大手も有名になってしまいました。

Rather than xxx,

さて、その企業名を書かずに最後まで書き終えるのが今日の目標ですが、タグには使ってしまいそうです。新型コロナウイルスに感染しても重症化しないためのワクチン接種が始まりましたが、予約殺到の問題はあちらこちらで起こっています。予約システムへの負荷が高くなったせいかどうかは、分かりませんが、世界最大手の業務用顧客管理クラウドサービス会社のシステムが数時間にわたり利用不能になって大きなニュースになりました。
その会社の名前を今回のニュースで初めて知った人もきっと多いだろうなぁと思いました。特に接種をまず受ける高齢者の間で、この会社の名前が有名だとは思えません。筆者は、だいぶ昔、まだ「クラウド(Cloud)」という言い方がなかった頃から、たまたま、この会社の存在を知っていました。
その会社が、クラウドサービス会社の最大手と言われるようになり、テレビCMをドンドン流すようになって、正直びっくりしました。IT系のB to B企業(一般消費者相手ではなく、企業が商売相手の会社)がテレビCMを流すのは、大手通信会社や会計ソフト会社、名刺管理会社などないことではないのですが、なにせ外資ですので、CMがおしゃれです。Rather than xxx, ... (〇〇よりも、、、) ここで、その会社のリンクを張りたいのをグッと我慢しておきます。

むしろSaaSでしょう

「クラウド」というと「なんだか凄いらしい」と煙に巻かれている人がいらっしゃるかもしれませんが、本質は「あなたの手元にありませんよ」ということです。
筆者の年代だと冬はスキーをしに行ったものですが、年に1、2回のスキーをしに行くために上級者でもなければ、スキー(板)やブーツをわざわざ自前で買う気にはなりませんでした。スキーウェア、帽子、ゴーグル、手袋くらいは自前でも、板やブーツは「貸しスキー」でも、良かったのです。(周りの友達はバブルの影響でスキー・ブーツも自前主義でしたが)
「クラウド」というのは、そんな「貸しスキー」のイメージで、パソコン(キーボード・マウス・モニターなどスキーウェアやゴーグル・手袋に相当)は自前ですが、肝心のソフトウェアやデータ(スキー板やブーツ)は「手元にない」、というのが本質です。
いや、実はどちらかと言えば、手元にないのが、データの場合がクラウドと呼ばれ、ソフトウェアの場合が「SaaS(Software as a Service)」という区分けなのかなぁ、と思っています。

さらに言えば、地主と小作の関係

さて、さらに言えば、ネットでつながりネット上の生殺与奪(せいさつよだつ)の権利を持つIT大手は現代の地主、われわれ一般ユーザは現代の小作と言えば言い過ぎでしょうか。ソフトバンクは証券評価益が入っているそうですが最新の決算で5兆円近くの利益を出し、離婚が報じられたばかりのマイクロソフトのビル・ゲーツ氏の資産は円換算14兆円だそうです。
小作であるのが自己責任だとは決して言いませんが、対価が適正であるか、それとも搾取レベルであるのかは、関心を持ち、搾取レベルのサービスの利用は拒否する必要があると思います。

2021年5月13日のコメント

自己満足的に言えば、書く楽しみは書いている間に、話が広がっていくことです。今日も最後は思い切り書きました。今年は梅雨が早いかもしれません。今日も走り梅雨なのか雨が降っています。外出しにくい世の中ですが、せめて、書くことで広がっていきたいものです。
それでは、また明日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?