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「子供は親の奴隷」そう言った母にとって私は奴隷なのか。

「毒親」という言葉をよく聞くようになった。
ニュースや本などでよく見るし読むようになった。

そこで思うのは、私の母は毒親なのか、ということ。

高校生の頃から母に対して違和感を抱き始めた、わたし。
「毒親」という言葉を知ってからはそれが浮き彫りになってきた。

違和感を持ち始めたきっかけは、「私ちゃんのお母さんって変わってるよね」と高校生のとき友達から言われたことである。
ずっと私にとって母は絶対であり、一番正しい存在だった。
母が言うことは全部正しい。そういう感覚で生きていた。
そうするしかなかった。
そんな母のことを家族以外の人が否定したのだ。
そう言われた対して不快感はあまりなかった。それよりも、「あ、やっぱりそうなのか」のほうが強かった気がする。

小さい頃から母に手を挙げられることが多かった。
あざができるほどではないが、殴られたり、叩かれたり、蹴られたり、つねられたりはよくあったことである。最近はそんなにない。
土下座の強要や服を着させてくれないとかもあったり、、、
そうなる理由は全部わたしがわるいからである。
だから仕方なかった。当然の仕打ちだと思った。今ですら思う。

高校生のとき、受験期真っ最中のときに、母と大きくぶつかったときがある。
そのときに言われたのが
「子供は親の奴隷だ」
ということ。
「子供は親の奴隷だ。だから親の言うことをただ聞いていればいい。」
そう目を見て言われた。
そこから私の中の違和感はさらに成長した。

大学生になってからは考えるだけでなく、なにか行動しければとも思ってきている。でもよく動けない。
いろいろ動く方法としてこうやって文章にして、言語化もしていこうとは思っている。

私がこれを書いているのは、共感がほしいとか助けがほしいからじゃない。
いまある違和感をもっと明確にしたいからである。
これまで色々あったが、だからといって、母のことを否定はできない。
「私が悪い」がずっとこべりついている。

客観的に今の状況を見ていきたい。
ちゃんとおかしいって思いたい。そうじゃないなら、そうじゃないともはっきり思いたい。

そんな思いでこのことを書いていく。
これから、これまでの自分を定期的に書けたらと思う。

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