翠(sui)

記録。

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最近の記事

初参戦のフジロックは、ROOKIE A GO-GOのステージの上で。

急すぎ!なんだよ! 日記と題して記録をつけているにも関わらず、前回の日記から3ヶ月以上も間が空いている。研究室が!忙しすぎる!!何でコアタイムなんかある研究室に入ってしまったんだよ。あー。 研究室だけじゃない。大学の授業も、バイトも、就活も、やらなきゃいけないことが本当に多い!嫌だ!やらなきゃいけないことが忙しい中でも音楽はずっとやっていたくて、サークルだったりオリバンだったり、合間を縫ってなんとかやっている。本当にやりたいことって、やらなきゃいけないことにいつも押し潰され

    • 日記未満 #17

      塩塚モエカ×高井息吹 なかなか晴れない春、桜だけがどんどんと咲いていく。曇りのお花見もなかなか悪くない、なんて口では言うものの、本心からそう思うにはまだまだ未熟らしく、雨や曇りマークだらけの天気予報に結構うんざりしている。桜日和、いつ? そして最近の天気のぐずり具合なんか全く気にならないほどに、研究室での新生活に向けた不安や就活全般でメンタルが限界。私は限界を迎えると急に旅に出てしまう癖があるらしく、この間2社目のESを書き終えたあと、気づいたら神津島への行き方を調べてい

      • 日記未満 #16

        平行で交わらない時間に、励まされる。 色々と作業が溜まっているものの、家じゃ全く集中できない。ベッドでゴロゴロしながら、最近は板橋ハウスの動画をずっと見てしまう。たまにはそういう日も必要だけど、春休みってこともあって具体的な締め切りがない作業はなかなか手をつけにくい。ならばと外に出て作業するのだが、いかんせん最近はお金がない。悠長にスタバなど行けない。なので最近は専ら図書館に通っている。 同じ場所に通うのが好きじゃないので複数の図書館をその日の気分で使い分けている。都内は

        • 日記未満 #15

          進級決まったぞ! 春休みに入っても何だかんだ、足りない単位のために集中講義を受けたり練習がたくさん入っていたから全然休んでいる感じがなかった。やっと本番も落ち着いて進級も認定されたので、ようやく春休み!って感じだ。旅行から帰ってきてからずっとバタバタしていて、あっという間に9日も日記をサボっていた。予定を組むその時と過ぎ去ったあとから見れば、忙しいってのは悪くないな、と思うけど、その瞬間は結構苦痛だ。やらなきゃいけないことに常に意識を取られ、整理もつかないまま日だけがどんど

        初参戦のフジロックは、ROOKIE A GO-GOのステージの上で。

          日記未満 #14

          負ける準備を覚えた僕ら。 3月に入った。今年は人生で一番3月に入って欲しくなかったかもしれない。就活解禁と成績発表。就活はまだいい、意外と楽しみだから。でも成績発表はやばい。4年で研究室に配属されるためには必要な単位数が決まっていて、残り16単位。今期申告したものの中で試験まで無事辿り着いて取得見込みがある単位数、17単位。夏休みの課題とか試験の勉強とか、やる気はないけどやらなきゃいけない事は追い詰められないと取り組めないタチだけど、これは流石に酷すぎる。なんでこんなことに

          日記未満 #14

          日記未満 #13

          旅の恥はかき捨て、恥こそ私そのもの。 2月の27-28日、金沢を旅行してきた。短いと思っていた往復夜行バスの1泊2日旅だったが、車を借りなかったこともあるのか周れる箇所も限られていて、少し時間を持て余した。旅行の醍醐味だ。もちろん名所を巡る旅行も最高。だけどその街を自分の中に取り込むにはそういう時間は必要で、なんとなくぐるぐるしてみたり、公園や喫茶店でゆっくりしてみたり。今回は行ってみたい場所が沢山あったから自分にしてはかなり頑張って旅程を計画して行った方だけど、やっぱりぐ

          日記未満 #13

          日記未満 #12

          宝石職人の私の祖父。 早稲田をぷらついていたら、雪が降った。もう2月も終わるのに、いつまで寒いんじゃ。でも、2月って意外とそんなもんか。3~4月は引退ライブやら新歓ライブやら様々あって、最近はほぼ毎日早稲田か馬場に通ってる。これから就活も盛り上がってくるっていうのに、なかなか大変だ。いろんなことを手抜きせずに頑張るのは、もっと大変だ。でも自分で決めたことだし、頑張らなければな。 2/26は、母方の祖父の誕生日。父方の祖父母は私が生まれた時にはすでに亡くなっていたので、私が

          日記未満 #12

          日記未満 #11

          「No」というための気力。 気を張っていないと、夜更かしして朝を逃す。1日2日はいいものの、これがダラダラと続いてしまうから大変良くない。わかっている。わかっているんだ、そんなことは。なかなかうまくいかないから困ったもんである。長期休暇の前は毎回、何に取り組もうかと楽しみに目標を立てるのに、いざ始まればこのザマで、まあそれはそれで〜と楽観的な性格だから一生このまま。相変わらずダメな奴だ。まぁいいけど。 昨今の流行語である、“ハラスメント”。不当な扱いや侮辱的で軽率な言動に

          日記未満 #11

          日記未満 #10

          東京に、愛を探す。 ストレスから離れて何も考えずリラックスするために、私はよく東京を散歩する。その時必ずと言って良いほど、Superorganismのオロノがパーソナリティを務める、InterFMの「oh wow, very cool!」を聴いている。オロノは自分が世の中に感じる違和感を言葉にするのがとても上手で、そして目を背けず正直だ。noteを読むような人には、きっと同じような感覚があると思う。YouTubeで聴けるので、ぜひ聴いてほしい。 東京の街には、それぞれ特有

          日記未満 #10

          日記未満 #9

          compartment no 6 集中講義が終わり、いよいよ春季休暇だ。大学生だというのに、何故2月の下旬まで講義や課題に悩まされなければいけないのか......大学生活の本分は少しの勉強とまとまった休暇を自由に消費することにある。家族や地域、延いては国を担い、その責任を負う立場になる前に、我々は残りの人生における自分に合った息抜きの仕方、添い遂げたい生き甲斐、心地よい生活を探さなければいけんというのに、なんでこんなに勉強ばっかりなんだ。今のうちしかないんだぞ! まあ私はサ

          日記未満 #9

          日記未満 #8

          ウィンストン万歳。 くだらない課題を徹夜で仕上げた早朝、駅前の広いロータリーの横にある、パチスロの立体駐車場。その1階部分の一角が喫煙所と化しているのだが、静かで冷たいその場所で、不機嫌に耐えた後に喫む一本はめっちゃめちゃに美味い。自動ドア1枚挟んだところで余裕でクソうるさい昼間の人っけは全く無く、そのコントラストにちょっと終末味を感じて、その上喫煙所なのだから、とても嬉しい。まず早朝の喫煙所な時点でもう嬉しい。嬉しい場所は絶対にいっぱいあった方がいい。キャスターホワイトも

          日記未満 #8

          日記未満 #7

          口にして光になった想いは、 いつしか大切な力を失う 座り焚べて眺めたならばここに、 いつか血となり巡るだろう 星と話したあの頃の道は、 柔らかい土、群青の色 遠くで響く、タイヤの鳴る声、 僕らはひとりの海を持って 月は水面から夜空に映って、 鏡の中から私を見ている 言葉は良くも悪くも無いの それでいいなら、それでいいの 君はどうやって、 間違った風に押されて、 目印もない雰囲気の中を進み続けるの? 僕らはこうして閉じ込めた17の思春期を、 抱きしめて離さないで 「アフ

          日記未満 #7

          日記未満 #6

          恋愛が苦手だった頃と、東京の早朝が見たかった事。 大学3年の梅雨明け頃、コロナ禍も2年目に突入し、家にいるのも鬱陶しくなったので、友人に誘われたサークルに入った。新生活の中で「友達を作る」という期間がなにより苦手で、大学に入ってばかりの頃はバイトにしろサークルにしろ勝手に居心地の悪さを感じて萎れていたが、大学も折り返しとなると、なんというか、新しさも緊張もなく、なんか寂しいな、と思った。自分の生活が安全すぎていて、自分が主役である感じが全くしなかったのが気に食わなかったんだ

          日記未満 #6

          日記未満 #5

          あの頃の荒々しい青さを、私は未練たらしく愛している。 高校一年の春、それまで続けていた陸上競技に区切りがついたので、部活動は適当に選ぼうと考えていた。高校では物理部や数学部あたりに入って勉強を頑張ろうかな、と考えていたが、入学式の後に新入生に向けて設けられた部活動紹介で、統率の取れた身のこなしでGuns N' Rosesを楽しそうに演奏するブラスバンド部に心を奪われた。部活動体験も1つしかいかず、その日そのまま入部届を出した。 高校3年の春まで、本当にあっという間だった。

          日記未満 #5

          日記未満 #4

          二度と戻れない場所に、もう一度戻りたい。 毎年この時期、電車や図書館などで、赤字がぎゅうぎゅうと書き込まれているノートや、付箋だらけの参考書を開く受験生をたくさん見かける。自分の受験時代と重ねて、がんばれ、と勝手に思い、その姿にエネルギーをもらう。私はその人の向こうに人生の一部が垣間見えたとき感動させられる節があり(そういう人は多い気がする)、大学に入ってからしばらく勉強を教えるバイトをしていることもあってか、中でも受験生への思い入れが強い。 担当する生徒の受験勉強が終わ

          日記未満 #4

          日記未満 #3

          発せられる言葉と、綴られる言葉。 もともとあまりテレビを見ずに育ってきたせいか、漫画や小説ばかりが好きで、アニメやドラマなどを見ることがない。それは単に見るタイミングを失い続けているというわけではなく、それらを意図的に避け続けているのである(と思う)。 漫画からアニメ化された作品、原作を元に映画化された作品、最近は漫画を実写映画化する作品も増えた。業界の事情はあまりわからないが、なぜそんな事をするのだろうと思う。いや、ある程度の理由はわかるが、それはどれだけ純粋な意味で作

          日記未満 #3