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へらぶな釣り×アウトドアコーヒーの癒し

今日は、私の趣味であるへらぶな釣りと、アウトドア料理を同時に満喫するための第一の試行として、釣り場でコーヒーを淹れてみました。


普段私がへらぶな釣りに行く場合は、釣りに最大限の時間を使うために、飲食時間は極力短くなるようにしています。

このため、食事は片手でも食べられるようなおにぎり、菓子パン、飲み物はペットボトルの麦茶やお茶、水筒に入れたお茶やコーヒーくらいしか持って行きません。

更に、2か月半の長期欠勤のために、

  • 9月の給料はマイナス(支給額が0円なのですが、社会保険料はそのまま天引きされるため、自宅に支払い請求書が届きました)

  • 10月の給料は、マイナスまでにはならないものの、通常の支給額の20%程度

しか支給されず、お小遣いに回ってくるお金がありません。

このため、釣りに行く際の飲食代は可能な限り低く抑える必要があります。

そもそも釣りに行く回数自体も減らしていますが、それに加え、

  • おにぎりは自宅で自分で握って持って行く

  • 菓子パンは、スーパーで半額セールになっているものを買っていく

  • 飲み物は買わずに、自宅で作った麦茶やお茶、コーヒーを水筒に入れて持って行く

というコスト削減策を採っています。

一番のコスト増要因は、釣り場へ行く途中にコンビニでこれらの食べ物や飲み物を購入することです。

一方、スーパーでパンやお茶を買えば、コンビニで買う場合のおよそ半額以下で同じ商品を購入できます。

本題から脱線してしまいましたが、
仮に今のような給与が入らない(後で健康保険組合から傷病給付金は支給されますので、正確には2~3か月遅れで給与の2/3が入りますが、この遅延期間中の家計は苦しいです。)状態でなくても、

あまり食事や飲み物にはこだわっていませんでした。

しかし、今回私は自分が適応障害による長期欠勤を経験したことで、自分がへらぶな釣りをする理由の一つである

「自然の中で開放的な時間を過ごすことで、心の癒しを得る」

という点に、より価値を見出した気がしています。

このため、更に一歩踏み込んで、

「へらぶな釣り」 × 「別のもう一つの癒しの素材」

をやってみたら、更に癒しの効果が高まるのではないか?

という仮説を置き、それを実際現場で検証してみたい。

という気持ちになりました。

そこで今日は、私にとってのもう一つの癒しである、

「自分で淹れたコーヒーを飲む」

という要素を取り入れてみました。

今日は、釣り座にへらぶな釣りをするための釣り台をセットし、その横にオプションのサイドテーブルを設置しました。

その上に、ソロキャンプで使用しているレギュレーターストーブをセットし、ケトルでお湯を沸かし、自宅から持ってきたレギュラーコーヒー(今日は挽いてある豆)を淹れてみました。

道具一式は以下のようなものです。

  • SOTO レギュレーターストーブST-310

  • SOTOカセットガスボンベ

  • アルミ製ケトル

  • 水筒(家で浄水した水を入れてきたもの)

  • レギュラーコーヒー

  • 二重構造マグ

  • コーヒードリッパー

  • キッチンペーパー(コーヒーフィルターペーパーを忘れてしまったので、急遽代用しました)

アウトドアコーヒー用の道具一式

まずは、レギュレーターストーブをセットし、ケトルを載せ、水を入れて、お湯を沸かしました。

まずはお湯を沸かします

2、3分後、お湯が沸騰する音が聞こえてきたら、ストーブの火を止め、
マグの上にセットしたドリッパーに入れておいたコーヒーに3回に分けてお湯を注ぎます。

出来上がったコーヒー

保温出来る二重構造のマグに入れていますので、長時間、温かいコーヒーを楽しめます。

静かな水面を眺めながら、自然の解放感に包まれて飲むコーヒーは格別です!

唯一残念だったことは、フィルターペーパーではなく、代用したキッチンペーパーを通して抽出されたコーヒーのためか、後味というか、口から鼻に抜ける香りに、コーヒー以外の不思議な香り(紙に香料のようなものがついていたのかな?何となく、香り付きのティッシュペーパーのようなにおいがしました(涙))がうっすらと混ざっていたことです。

これが、ちゃんとフィルターペーパーを使っていたら、完璧だったのですが・・・

いつもは釣りだけで精一杯感があるのですが、今日は、しばし釣りの手を休めて、コーヒーで一息入れる、というゆとりを持ちながらの釣りになりました。

すると、本命のへらぶなは釣れなかったものの、「まあ、そういう日もあるよね。」と、普段よりもおおらかな気持ちになっている自分を感じました。

この、

へらぶな釣り × アウトドアで自分で淹れるコーヒー

私が立てた仮説は、自分にとっては立証されたのではないかと思います。

アウトドアって、普段自動化されていたり、簡素化され省略されている手順をあえて踏んで、非日常の不便を楽しむことにワクワクがありますよね。

今回は、既に挽いてある豆を持ってきましたが、私の理想は、

「自然の中で、豆をミルを使って自分の手で挽き、サイフォンでコーヒーを淹れる」

というものです。

そのための道具も、一つ一つ、こだわりの逸品を少しづつ揃えていくのが、更なるワクワクでもあります。

今日は、「へらぶな釣り」と「自分で淹れたコーヒー」を掛け算すると、
より自然の癒しが深化する。

というお話でした。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。



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