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【52歳から自分らしく生きるために】今年一年を振り返る

アラフィフ責任世代のあなたへ

今日もお仕事お疲れ様でした。

私は今日が今年のオフィス最終出社日でした。
まだ明日1日、在宅勤務で業務は残っていますが、明日が今年の仕事納めです。

あなたの年末年始の休みはいつからですか?

さて、今年の終わりまでまだ数日残っているので、ちょっと早いですが、今日は私の今年一年を振り返ってみたいと思います。

今年一年の振り返り

私にとって、今年は人生の大きな転機になった1年でした。

自分が会社の中で置かれていた状態を踏まえ、このまま定年まで、今の会社で働き続けることを想像した時に、「とても耐えられない。」と思いました。

そして、これからどうしたらいいのだろうか?とモヤモヤしていた時に、偶然、その状態から抜け出すためのきっかけと出会ったのです。

それが1月中旬のことでした。

その日から、私は今の会社との向き合い方を根本的に変えたい。という思いが強くなり、更には、自分らしく生きるための助走を始めることとなったのです。

助走をしながらも、並行して辛い現業はこなしていかねばならず、5月頃から精神的に不安定になり始め、6月末には精神的に耐えられる限界を迎えました。

そして、適応障害と診断され、7月から2か月半の長期欠勤。
7月、noteで自分の心の拠りどころである、野のへらぶな釣りの記事を書き始め(「ピースのゆる~いへらぶな釣り」)、

8月、欠勤中のネガティブな心境を備忘として書き留めておくために、noteのもう一つのアカウント「ピースの裏側」をスタートしました。

8月下旬には、約40年ぶりとなる、青春18きっぷを使った一人鉄道旅に出て、自分が本当にやりたかったことは何なのか、これから自分はどう生きて行きたいのか?を時間を掛けて考えました。

9月下旬、部署異動、役職降格を経て、現業に復職しました。

10月、「ピース|50代が自分らしい人生を送るために」として、両者を一本化して再スタートを切りました。

復職後は、以前の部署の頃とは違い、業務負荷は劇的に軽くなりましたが、その一方、最近では逆に仕事が無さ過ぎて居心地の悪さを感じるようになりました。

このように、悩み、葛藤し、怒り、悲しみ、焦り、迷い、他人に嫉妬し、不安を募らせ、希望の光を求めて・・・毎日を過ごしてきました。

そして今も、何か明快な答えを持ち、迷うことなく一点をみてまっしぐらに進んでいる訳ではなく、相変わらず常に「これでいいのだろうか?」という迷いと共に生きています。

ちょっと気を抜くと、良くないこととは頭では分かっていながらも、自分にダメ出しし、過去の事を後悔することもあります。

大事なのは「今」

しかしながら、今日、毎週楽しみに視聴しているインターネットラジオのチャンネルで、こんなことをお話していました。

森の開拓をしていて、横にお住まいになっている80歳近い、尊敬すべき人がいるのですが、その人が先日こう言っていました。

『大事なのは「今」でしょう。過去って、僕は夢だと思っています。

だって、忘れていくしね。未来って分からないですよね?

何が起こるか分からないし、明日死ぬかもしれないし。

だから、大切にしたいのは今ですよね。』

今年あったこと、色々あるかも知れない。

それは一旦振り返って、それでいいじゃないですか。

もう終わったし。

そのことを踏まえて、今日をどうやって過ごしていくのか。

明日をどうやって過ごしていくのか。

とやっていくと自然に次の日が生まれていく。
Stand FM 働き方、暮らし方、生き方の場づくり(https://stand.fm/channels/6036069485b142d0d8e54232)

この言葉を聴いて、私はつい最近読んだ本、「嫌われる勇気」の一節を思い出しました。

人生とは、連続する刹那である。
「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなる
でしょう。
(中略)
過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣に生きていたら、そんな言葉など出てこない。
岸見一郎/古賀史健 「嫌われる勇気」より

これまでやってきたことを振り返るのは大切なことですが、もっと大切なことは、

「これからどうするか」

を考え、今を大切に生きることなのですね。

あなたにとって、今年一年はどんな年でしたか?

一旦振り返ったら、来年から・・・などとは言わず、明日からでも、新たな気持ちで一日を大切に生きたいですね。

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