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苦しみから生まれる、美しさ。

苦しみや悲しみがあるからこそ、美しいものを生み出せる。

苦しみを抱えているのなら、きっと美しい夢を思い描ける。

今回の内容は、こちらの収録での学びを基にしています( ´ ▽ ` )ノ

できるだけ苦しい思いはしたくない。悲しい思いもしたくない。大学時代までずっと、苦しみや悲しみは少なければ少ないほど良いと思って生きてきた。

でも、美しさは、苦しみや悲しみから生まれるんだね。

歴史を振り返ってみると、先人が遺した美しい言葉の背景には、往々にして身を切るほどの悲しみが潜んでいる。気付けば私は昔から、大切な人と離れる悲しみを詠んだ和歌に、強く心惹かれていた。

瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に遭はむとぞ思ふ  

                        -崇徳天皇ー               

(滝の流れが岩にぶつかり1度は分かれても、岩を超えるとまた1つになれれるように、貴方と今は別れても、最後にはきっと遭おうと思う。)

また遭ふと 思う心をしるべにて 道なき世にも 出づる旅かな 

                        ー坂本龍馬ー

(進む道の見えぬ世に旅にでるのだなぁ。あなたにいつかまた会おう、そう信じる心に導かれながら。)

自分自身のことを振り返ってみると、大切な友人が海外へと旅立つ前、プレゼントに描いた絵は、私が今まで描いた絵の中できっと1番美しかったのだろう。

身を切るほどの悲しみに出会ったときは、思い出す。

その悲しみから、きっと美しさを生み出していけることを。

今苦しみを抱えているのなら、きっと美しい未来を描けることを。


コロナ禍で人と会う機会がなくなり、かといってオンラインで人に会うことも叶わない祖母。サポートいただく御心遣いは、彼女のような高齢の方の孤独をなくすために活かさせていただきます。