皆さんこんばんわ。

拝啓あんこぼーろっていいます。

ところで私はたいへんなものぐさ太郎であることが村では知られています。
どんなところがものぐさ太郎なのかということを語ること自体がもうものぐさい音頭が響き渡るので、ものぐさを語らないことに対して私はやぶさかではありません。

ものぐさで変換したら、

懶

って出たんですが、これ、いわゆるものぐさですかね？

ということで、懶あんこぼーろの雑草対策なんです。

いや、そうなんですよ、そうですよね。たしかにそうそう、私もあなたのようにそう思います。

どの草が雑草なんだ

そうそう。そうなんですよ。雑草分別問題がまだ立ちふさがっているんです。

考える葦ごときが雑草を区別しようなんてね、倫理的にどうなんすかって話ですよ、そうなんすよ。
でもね、令和の本日、あえて懶あんこぼーろが雑草について定義させていただきます。

なんか土とかから抜き取って袋入れると、えっと袋とかやぶく草。

これが雑草です。

いいですか？

これが雑草です。

なのでフクロヤブク草なんです、ようするに。

じゃあそれ以外は雑草じゃないのかっていうとまぁそうなりますよね。そういうフクロヤブク草以外には、ただの草という分類がなされます。

懶あんこぼーろは、お庭でですね、すきあらば野菜とか、かぼちゃとか忍者とか育ててみようかなという思いがあったりするものですから、除草剤はいやですよね。

だから、バーナーでお庭焼いたり、熱湯を掛けたりしましたが、

いや待てよ！

まて！わいは懶あんこぼーろや！プロゴルファー猿やっ！こんなことしたらいかん！ということで、バーナーもやかんもゴルフクラブも青空へほおりなげたそうじゃ。卒業式みたいにのう。ふぉふぉふぉ。

そして、私、いろいろ調べました。そしたらね、ミントが繁殖力が強いってんでね、ミント植えたの。ミントがね、繁って他の雑草たちのすみかを奪うの。まるでなんかほら、あれよ、なんか映画のほら、タイタニックの監督のほら、ねっ

まいいや、じゃあオセロ、そう。自然界のオセロを庭でやろってことになったのよ。

そしたらね、ミントがね、背が高くなりすぎてね、枯れたから、抜いて袋に入れたらね、袋破れたのよ。だからその日から、ミントはフクロヤブレ草になったの。裏切られたわよミントに。みなさんあの、アロマオイルとかでミントとかね、あとはガムのミントね、あれね、フクロヤブレ草よ。気をつけてちょうだいよ。

ってことで、どうしようどうしようって思ってね、近所から奪ってきたのよ次の刺客を。シロツメクサを。あたしは懶のためなら近所の草むらからシロツメクサを奪ってくることぐらいやぶさかではないわよ。

シロツメクサはねその昔、焼き物の輸入の緩衝材として日本に入ってきたと思うの。いや知らんよ？なんかそんなふうに読んだことがあるような気がするだけやで知らんよほんとのところは。しらんよ。たしかね、スイスとかなんかそこらのヨーロッパ原産の植物やなかったやろうかぁ。しらんよ？

そんな感じでねうちの庭ではいま3つの勢力が争っているわけ。魏呉蜀みたいにね。

一番大きな勢力がシロツメクサ。

二番目がよもぎ。

そして三番目は、実はいないの。魏呉蜀って言いたかっただけなの。ごめんなさい。

いやそれでね、二番目のよもぎがね、秋頃になるとね、豆の木くらい伸びてやっぱりね、枯れてね、フクロ破り散らかすのよ。怖いわよ、秋のよもぎ。でもね、よもぎは天ぷらにしたり、お風呂に入れたりしてとってもいいのよ。でもね、破き散らかすの。危険よあの子は。フクロヤブレ草なのよ。

そして今や数年の戦いを経て、８０％の領土をシロツメクサが占領してくれているわ。梅雨にはもっとやってくれそうな気がしている。

ということで懶あんこぼーろの破れかぶれやぶさかフクロヤブレ草対策でした！

みなさんもやぶさかでない範囲でフクロヤブレ草対策していかないと夏には大変なことになるわよ！