「幸せ」って言葉は世界中でよく使われていて

多くの人が日常的に使われていると思う。

でも日本人が世界で一番

「幸せになりたい！」という言葉を使っている国民だとも思う。

それは今に始まったことでもないし

経済成長の時から始まったこと

それ以前は「幸せになりたい！」という日本人が今よりいたのか？というとそれは疑わしい。。

江戸、明治、大正、昭和、戦前と

今現役で生きている人は戦中の人たち

この人たちの話を聞いていても

幸せになりたい！という言葉は聞いたことがない。

それは戦前であっても戦中であっても戦後であっても。。

それはどうしてか？っというと

戦争ということがあまりにも強烈で

皆さん願っていたことが「戦争が終わって欲しい。。」ということだった。

戦争が終わって何が良かったのかというと

「安心」だという。

その安心を人は望むものだとも思ったりもする。

でも経済成長から生きていられることが当たり前になると

今度は物欲が生まれて来た。

そしてお金を簡単に稼げる社会になり

欲しい物も買えることができるようになる。

人はどんな時に幸せって感じるのだろうか？

皆さん、心に手を当てて考えてもらいたい。。

そしてその幸せと感じるものをもう一度深く考えてみてください。

そしてそれが「安心」とつながるものでないのならば

それはイリュージョンでもあります。

例えば

高級なものを食べた時

高価なものを買った時

遊びに行った時

お金を使って感じる幸せはイリュージョンであり

これを追い求めていると永遠に幸せは満足することはないんです。

なぜならば

幻覚です。。

イリュージョンみるの大好き！っていう人はそれでいいと思います。

でも幸せを求めてのイリュージョンはある意味、パッパラパーで

50年前からそれを求めている日本人が今どうか？というと

昔と何も変わっていなくて相変わらず「幸せ！」を求めている人が増えている感じすらします。

幸せという言葉を心から感じることはいいとしても

形として「幸せ！」と連呼しているインスタなどを目にすると

「やばい。。。」とも感じるのは僕だけでしょうか。

永遠に満足しない「幸せ」を追いかけるのもあり

「幸せ」というのは文字化した言葉でもあり

満足していない人ほど気づけない幸せは

「あなたのすぐそばにいつもあるもの」

それだけです。

アフリカを旅した時に

明らかにアフリカの子供達の方が

ヨーロッパや日本の子供たちよりも幸せに見えて

僕自身もアフリカを旅していて

小さな幸せをたくさん感じていたんです。

それが何かというと

「ない」ことなんです。

皆さんは「ある」ことを求めて

そしてそれが幸せだと思ったりすると思います。

実際には逆で「ない」ことが幸せなんです。

サイバーエージェントの藤田さんもこう話していました。

買うものがないというのはつまらないこと。。

買いたいものがあるというのは幸せなことだ。

つまり、あるを求めてお金も物も集めた結果

欲しいものがなくなり、つまらなくなる。。っという話。

それは本質だと思います。

また「ある」環境で育つと

ない場合に「どうしてないの？」っと気持ちが揺らいだりすると思います。

もともとなければそう受け止められるはずなのに。。

それはアフリカで旅していた時もそうでした。。

電気はない。

シャワーのお湯もない。

冷たい水もない。

WIFIもない。

そんな環境の国ではそれが当たり前。。

ホテルの電気のスイッチを押しても点かないのが当たり前。。

でももしライトがついたら、めちゃくちゃ嬉しい！

これって日本やヨーロッパではない。

ホテルの電気が点かない。。イラつく、文句を言うか、クレームつけるか。

「ある」とそれが当たり前になり

それが「なくなる」と心が動揺し始める人が多くいると思います。

お金もそうですね。

アフリカの国によってはみんなほとんどお金を持っていないし

持とうとも思っていない場所もあります。

もともとないから困らないんです。

日本人を含め、多くの人たちはお金がなくなると不安になったりするのと同じです。

不思議ですよね。。

アフリカの人たちと何が違うのでしょうか？

アフリカで自殺する人は聞いたことがないのに

先進国では非常に多い。。

物もお金もたくさんあるのに。。

どうしてでしょうか？

もし、何かおかしいな・・・って思ったら

「ある」ことから「ない」ことへ

少し挑戦してみてもいいのではないかと思います。

それでは今日も良い1日を！

今日も良い１日を！