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衝撃すぎた伝説のベルリンフェス!ラブパレード!「カッコ良すぎる編」

今までで忘れられない体験したフェスはこのラブパレードだろう。

300万人の都市に100万人以上が集まるというこの世界最大フェスがベルリンにあった。

そんなに積極的にフェスなどには参加するタイプではないので
このラブパレードもたまたまだったけどもそれがまた衝撃すぎた。

写真や動画などで見るとものすごい人だが僕は人がそんなにいない時間帯を狙って行った。ラブパレードは午後2時から夜中くらいまでやっているのだろう。。
僕は開始する時を見たかったので午後1時には現地に向かった。それがラッキーだったのかいい体験ができた。。

ラブパレードはベルリンにある強大な公園ティアガーデンの中心、ジーゲスゾイレから東はブランデンブルグ門から西は工科大学のロータリーまでの直線4kmをフロートという巨大なスピーカーとDJを乗せたトラックが40台も走る。

中心のロータリーにあるのがジーゲスゾイレ 

1〜20番の番号がついたフロートがブランデンブルグ門から、21番から40番までのフロートが西側のロータリーから一斉に午後2時からスタートする。

僕はスタート1時間ほど前にちょうどブランデンブルグ近くの地下鉄から地上にでた。地下鉄にいる時には聞こえなかった音が地上に出ると音楽が聞こえてくる。ブランデンブルグ門に近づくに連れて音もだんだん大きくなりそのブランデンブルグ門が見えた時にはそのフロートが数十台。。

スタートを心待ちにしているフロートからものすごい音量の音楽が奏でられていた。重低音がすごく、フロートの隣にいくと地面が揺れている。。この大地が揺れる音というのを聞いたのはこのラブパレードが初めてだった。

スタート間近になると20台のフロートからはそれぞれの音楽をDJが流し始めて大音量の音楽がガンガンと響わたっていた。

まさに陸上アスリートたちがスタート地点に立って自分を奮い立たせてスタートの合図を待っている感じだろうか。。

大地が壮絶すぎるくらいにゴンゴンと揺れている。。

そして午後2時に1番の番号をつけたフロートがゆっくりと動き出した。
その動き出した瞬間はカッコ良すぎた。。

動き出したスピードは時速5kmくらいだろう。1時間ほどかけて反対側まで行くという感じだ。ある歩くスピードと同じかそれよりも遅いくらいだ。

この時間帯は本当に人がそんなにいなくてかなりスペースものありフロートの周りに30人くらいだろうか。皆さん好みの音楽が流れているフロートに集まりそこで気分良く踊りながら歩く感じ。ビールを飲みながら歩いている人もいるし散歩がてらに歩いている人もいる。

奥に見えるのはブランデンブルグ門 フロートの上にはDJや踊っている人々

写真のような状況ではきっとのんびりは無理だろうが僕の時間帯は本当に良かった。そして場所が最高で大公園のテイアガーデンを走るのでちょっと疲れたら隣の公園に抜け出せる。これが100万人が集まっても大丈夫な環境なのだろうと思った。

僕はフロートよりもさらにゆっくり歩き、後ろから来るフロートの音楽を聴きながらいろんな景色を見ていた。1時間くらいした時だろうか。。
西側からスタートしたフロート21番がやってきた。。

フロートは大きなスピーカーを真横に積んでいる。そのため後ろなどにはほとんど音楽は伝わらない。後ろに音を飛ばすと他のフロートの音楽の邪魔になってしまうからだ。

このスピーカーの配置と、このラブパレードの走行順路がここでしか味わえない感覚を生み出した。。

僕が一緒に歩いていたフロートとその21番が近づいてきた時に向かってくるフロートから流れる音楽がだんだん聞こえてくる。そしてその21番が真横にきた時に僕はその2台から奏でる大音量の音楽と重低音の音楽に挟まれた。。

時間にすると30秒もないだろう。。でもそのすれ違う時に味わった感覚は今でも忘れられないくらいの衝撃だった。。

カッコ良すぎる。。。


そして次から次へと西側からやってくるフロートとすれ違う。。違う音楽と違う音楽とのハーモニー。。どれもダンスミュージックなのですれ違う時にテンポが合う時がある。。

洒落たDJだとすれ違うフロートの音楽に合わせてテンポ合わせたり、テンポのないインストールメントを流したりそのすれ違う時にしか生まれないコラボの音楽を創り出す。。

カッコ良すぎる。。。


こんな空間やイベント作り出すなんて天才すぎじゃないだろうか。。

そんな楽しい空間で歩いているとあっという間に10kmくらい歩いてしまうものだ。

十分に楽しんだラブパレード、夕方前にはその会場を後にした。

夏に開催されていたラブパレード、夏のベルリンは夜の9時過ぎくらいまで明るくて気持ちもいい。

ラブパレードの最高のイベントはこの走り出した40台が中心のジーゲスゾイレに集まる。このジーゲスゾイレにもDJブースが作られていて終盤には多くの人がこの中心にフロートと一緒に集まり有名なDJたちがこのジーゲスゾイレのメインDJブースから大観衆へと音楽を奏でて巨大野外フェスに変わる。

ジーゲスゾイレとフロートと大観衆

真夜中まで行われるラブパレード。深夜には終わるようですが
この後に一斉掃除がベルリン市が行う。このフェスティバルが終わった後は大体どんな状況になるかは想像できると思うが次の日の朝の6時には公園や道にはゴミ一つ落ちていない。

前日にあのお祭りがあったのかと思ってしまうくらいの光景で街も通常に戻りこのパレードで使われた道路も普通に車が走る。


こんなフェスティバルがあった生活の楽しみ方
ラブパレードはなくなってしまったけどもゲイプライドというフェスティバルはベルリンでも今も開催されている。これもかなりすごいようだ!

少しでも世界の素敵なイベントをシェアできたら嬉しいです。

have a nice day!


動画はラブパレード






全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。