一人っ子で、物心つく前に両親が離婚していて、子どもの頃から一人で過ごすことが多かったので、一人は苦痛ではなく、逆に一人の時間がホッとできます。
何度か、他人と同居した時も、逃げ場を確保しておきたくて、自分の居所は別途賃貸契約し続けていました。
そして、今は、“おひとりさま”と呼ばれる身となり、家に帰れば、誰とも会話せずゆっくり過ごすというサイクルで過ごしています。

そんな私ですが、“おひとりさま”が長くなると、知人と旅行やイベントを楽しんだ後にやってくる感情や感覚に、戸惑うことが多くなりました。

はしゃいで、色々話をしたり、一緒に笑ったりして楽しかったのだけど、疲れ果ててしまう。
旅行が長くなると、もう途中から単独行動がしたくなったり、やっぱり一人が良かった今度は一人で来ようとか極端に走ってしまう。

でも一人でいることが物足りなくもあり、共感してくれる人を求めたい気持ちが強くなったりもする。
となると、たまにしか連絡しない知人とかも急に懐かしくなったりして、ハシゴ状態で連絡したりして、自分でも不安定だなぁと思ってしまう。

こんな気持ちになる方がどれくらいいるのかわからないけど、ちょっと気持ちを吐露したくて書きました。

そんな感覚の時は、今まで読んだことがなかった作家の小説を一気読みしたりすると、その世界に没頭できてリセットできるのですが、年を重ねるごとに、自分の気持ちを分析する時間が長くなり、モヤモヤがなかなか解消されません😮‍💨

年を重ねるということは、これから訪れる新たな感覚に、心身ともに向き合っていくことなのでしょうね。