あけましておめでとうございます。

TOPの写真は今年の我が家の年賀状です。敬愛するCuiCui photo worksのかおりさんに撮影していただいた日常写真。なんとなーく、この写真ハガキサイズにぴったりだしまとまりがいいし、家族全員写ってるし、って感覚でこの写真を使うことを決めたのですが、思いの外反響をいただきました。

正直こんな我が家の日常を曝け出す写真でいいのかしらね・・・新年のご挨拶なのに・・・と思ったんですがね。冷蔵庫やゴミ箱も丸出しだし、壁にかけてる写真は曲がってるし、みんな部屋着とパジャマだし。

でも、この年賀状を見て、素晴らしい、素敵、とわざわざご連絡をくれる方がいる。

それだけ、
昨年は日常のくらし、家での暮らしを見直したり、大切に思い直したり、そもそも家で過ごす時間が多かったり、こういう家での日常の姿は昨年の皆さんの心に大きく残ってるものだったんだろうなと、想像します。

後付けになっちゃうけど、この写真、昨年の我が家や多くの方々の１年を象徴する1枚だったんだな、と。

そんな昨年、普段ニューボーンフォトを撮影している私ですが、少し違う、新生児のいる生活を大切にした、自宅や家族との関係を切り取る、ナチュラルなニューボーンフォトを撮影し始めました。

普段撮影しているのはこんな感じ→ instagram （アートなニューボーンフォト）

新たに始めたのはこういうの→instagram　（ナチュラルなニューボーンフォト）

控えめに言って最高じゃない？（自分で言っちゃうけど）
生活に溶け込む新生児がもうたまらなく可愛いし、一緒に映り込む様々な情報がきっと5年後に見ただけでも、そうだったよね、こんなだったよね、懐かしいね、って思っちゃうと思うの。だって体験しているその時は、本当に必死で大変で、一瞬で過ぎ去ってしまうから、忘れちゃうの。

こうやって記録しておけば、いつでも思い出せる。多分。新生児のいい匂い（男の子はちゃんと男子の匂いがする子もいる）、ベビー洗剤のかおり、フワフワした頼りない手足、抱っこした時腕に当たる髪の毛の柔らかさ。冷凍保存しておきたいたくさんのものたちは、あっという間に過ぎ去ってしまうから。思い出せなくても、気持ちや感覚だけでも呼び起こせる、気がする。

自分の生活には戻ってこないものとわかっているから、この写真たちを見ると私は胸が切なくて苦しくなる。

新生児の期間、体験している方は大変すぎて過酷でしんどいけど、過ぎ去ってしまうと、なんと尊い時間だったのか、と気づく。2度と戻ってこない宝物のような時間を、たくさん、たくさん、残して欲しい。

撮影ご依頼・お問い合わせはHPよりどうぞ
https://www.peekphotoworks.com

フォトグラファー acco
Peek photo worksという屋号でニューボーンフォトや家族写真撮ってます。
家には3男児がいます。子供の日常過ぎる日常が大好きです。
ニューボーンフォト→ https://instagram.com/peek_photo_works/
家族写真→ https://instagram.com/peek_family_photo/