私の本業は留学エージェントなのだが、先日とあるライターから、「ESLの生徒さんにむけて、英語上達のコツを紹介する記事を書くのでインタビューさせてください」というメールが来た。Twitter経由で仕事の依頼がくることはままあるが、この人とはSNSで繋がっているわけでもなく、ちゃんとリサーチして見つけてきたようだ。

彼に色々質問されて、普段あまり考えることのない「英語の上達法」について自分でもじっくり考える機会があったので、ここでまとめてみたいと思う。

ちなみにこれは英語学習の最終的なゴールが「テストのスコアアップ」などではなく「現地の人とコミュニケーションを取る」である人達に向けて書いています。

（迷った末に有料にしました。本当にまじめに英語を学びたい人が読んでくれるように。学校で習わなかったけどよく聞く表現など載せてあります。）

1）教科書で学ぶ英語が全てではない。

これは日本人相手にはさんざん言われていることかもしれないけど、教科書に載っていない＝間違い、ではない。日本語と同じように、英語にも「乱れ」というものがあるし、俗語、新語、スラングなどがある。間違っている英語でも真似してOKなものと、お勧めしないものがあるけど、難しいのはいわゆる空気を読むことだ。巷でも時々言われるが日本をでて数ヶ月しか経っていない日本人がFワードを使っているのはやはりイタい。

先日とあるイベントで日本人の留学生の女の子に会った。