見出し画像

2/24 【2年ニートして思うけど、"暇"に向いている人間は少ない。】


東京への出張が無くなり、急遽地元の愛知へ有休も使いながらのんびり帰省していた。もうすぐ1歳になる甥っ子を愛でて、気になっていた映画「WILL」を鑑賞し、隙間時間でリモートワーク。のんびりと言いつつ、あまりのんびりした時間を過ごしていないのが毎度恒例の帰省である。

生きるとは、その正解とは、そんなことを考えさせてくれる映画でした。


せっかくの帰省なら、もっとのんびり過ごせばいいじゃない!と、ばあちゃんや親に言われる。のんびり過ごすの定義も難しいところだけど、自分の中では毎回帰省はリフレッシュになってるし、ただ家でぼーっとすることだけがのんびりすることではないと思っている。


2年ほぼニートしてた過去を振り返ってみると、暇というものは究極に苦痛だった。うつが徐々に寛解に向かっていくと、今度は自分の暇具合と退屈具合に嫌気がさしてくる。まあ、裏を返せばうつが良くなってきている証拠(ひどい時はマジで動けない。生活が無理。)なんだけど、膨大な時間をどう過ごしていいか分からない。趣味に没頭できて、四六時中やってても大丈夫です!って人は、天性の才能だと思う。ワンチャンそれで食える。

だから、うつとサウナをやって色んな人と話す時も、ある程度回復してきたらなるべく外に出てなんかするのがいいですよね〜と言っている。体験重視で、今までやってこなかったようなことをあえてやってみる。暇つぶしが経験という財産に変貌する可能性がある。ただ家でTikTokやYouTubeに時間が溶けていくのも、否定はしないけど。

28歳になると、周りで一生懸命働いている同世代がキャリアのことを真剣に考える年齢になってきていて、1回くらい自由になりたいみたいなことを言う。その求めている自由が、今の多忙な生活を抜け出して何もしない暇を手に入れたいと言う意味の自由なら、おすすめしない。多分続かない。有り余る時間をうまく使いこなせず、結局なんで辞めたんだっけ、、って結果になっている人が多数。自分の将来のために当てる時間が欲しい、そのための暇な時間を渇望している人ならまだ良いかも。他者のことなんで全ては分からんけど。

難しいね。何で生きることってこんなに複雑で、どんな選択を取っても答えには近づけないんだろうね。まあ多分、答え合わせなんて死に際にしかできないんだろうね。生きているうちはずっと回答を提示しているだけ。そのために、時間を有効活用しよう。



サポートしてもらえたら、いつか還元できるように頑張ります。