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2/2 【一瞬の恥のせいで、一生後悔する人生は嫌だ。】

今月、今住んでいる丹後の高校生に授業をする機会をいただいた。
実は、僕の学生時代の将来の夢は教員だった。へなちょこな大学生時代だったせいで教職免許を取得するのは諦めたけど、周りにまわってこうして、大袈裟に言えば先生みたいなことがやれるなんて本当に嬉しい。ほぼ昔の夢が叶ったとも言える。

そんな中で、与えられた時間で何を彼らに伝えようか悩んだ。当時、僕が逆に高校生だった時に聞きたかったことってなんだろう?眠くなるような内容話すのも意味がないし、かといって子どもすぎる内容もどうか、、とか色々考えていたら、パッと出てきたのが今日のタイトルだった。

このタイトルが思いついた瞬間、秒速で資料が完成した。それくらい、色々とマッチした良い内容だなと自分の中では腑に落ちた。今回のnoteでは、その資料の要約といった感じで書き進めてみる。


まず、恥という感情は僕らが何かする時、チャレンジする時、必ずまとわりついてくる。失敗したら恥ずかしい、周りに何て言われるか分からないから恥ずかしい、人生でなるべく恥をかきたくないなど、僕らは想像以上に恥をかくことを恐れている。要するに、恥という感情はネガティブなものという共通言語が出来上がってしまってい、みんなそれを恐れている。

ただ言い換えてみると、恥ずかしいという感情は何かに挑戦したり、行動している人にしか得られない、いわば成長のための筋肉痛みたいな感情だと僕は思っている。
つい先日、結婚式でスピーチした時も正直死ぬほど緊張したし、大勢の前で上手く話せるかな、、という、失敗したら恥ずかしいみたいな感情を抱く瞬間があった。それでも終えてみると、案外いけるし今後依頼されても大丈夫そうだなと、一瞬の恥を乗り越えてまた成長できたような気がした。

日本人特有の同調圧力のせいで、とにかく人と違うことをするのは恥ずかしいことみたいな風潮が出来上がり、恥をかくことは悪みたいな習慣は本当によろしくない。
最近しこたま本を読むようにしているんだが、結局のところ自分の生きたいように生きている人=たくさん恥をかいてきた末に、成長し自己実現できるステージを作り上げた人がほぼ大半だ。
恥をかけない奴には、何も成し遂げられないといっているようなものだ。

あと、恥という感情は一瞬だけのものだ。その場の決断や行動の際に一瞬だけ生じる感情。永遠にその後もモジモジ恥ずかしがっている人なんていない。それが分かっているにも関わらず、その一瞬の恥の破壊力や先の見えなさに屈してしまい、一生の後悔をすることがこの世の何人に起こっているのだろうか。一瞬の恥で、一生の後悔をするとはまさにこのことだと思う。

高校生くらいの多感な時期だと、正直伝わりづらい部分もあるかもしれない。でも、恥は一瞬、後悔は一生。このワードだけでも覚えて帰ってほしいなと思ったのが、授業で取り扱おうと思ったきっかけ。決めるのは自分自身だし、別に強制するつもりも一切ない。でも、大人になるにつれてどんどん恥をかけなくなってくるから、今のうちにたくさん恥かこう!とも伝えたい。あと、横で聞いてる先生にもブッ刺しに行きたいのが本音。笑

かくいう僕も、恥をかけない人間だった。恥は恐怖だった。そんな僕が恥について考え方を改めた本を何冊か紹介しておきます。もう何回も紹介しているので知っている方はごめんなさい。でも本当に読んでほしいので下にリンク貼っておきます。


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