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臨時乗降場とタイフェスティバル

2013年5月18日
夢の中で私は両親と姉と一緒に京都の舞鶴方面に旅行に来ていた。なぜ舞鶴なのかというと前日に見たニュースの影響が大きいと思われる。それは、外洋クルーズ船の誘致のニュースを見たからである。
ニュースでは、大阪、神戸だけでなく京都観光の玄関港として、2011年の11月24日に京都舞鶴港にクルーズ客船を誘致して行くという取り組みが始まったと報じられていた。舞鶴市内で、「京都舞鶴港クルーズ誘致協議会」の設立総会が開かれ、舞鶴市、京都府、近畿運輸局、港運業者、タクシー会社など官民が集まったもので、今後15万トンのクルーズ船入港を可能とする港湾整備や、海外へのポートセールスなどを展開して行く方針が提出されたようである。
京都舞鶴港は、国土交通省が選定した日本海側拠点港の「外航クルーズ=後背地観光型」に小樽港、伏木富山港と組んで選定されたばかりだが、その選定を受けて、誘致協議会を立ち上げた。
舞鶴は、京都府下の有数の港湾で、近畿地方で最も中国や韓国に近いという地の利、京都市内まで鉄道で1時間半という近さに立地しながら、これまでクルーズ船誘致には立ち遅れていた。今後は具体的に舞鶴港という名称にも京都を冠することで海外を含む客船誘致に名乗りを上げたと報じられとぇた。
夢の中に話を戻そう。私は外洋クルーズ船の外国人観光客をアテンドして案内したあと、姉と一緒に舞鶴から西に鉄道を進み、福知山から福知山線に乗って大阪に出る計画をしていた。さらには天王寺から関西線に乗って加茂駅からローカル線に乗り換えて名古屋まで行き、また舞鶴に戻ってくる予定を立てていた。このルートは列車の本数も少なく、時間もかかるので1日で回るのは不可能である。しかし夢の中では可能だった。
まず外国人観光客を我々が泊まっているホテルに案内し、日本文化を紹介したあと、私と姉は列車に乗り込んでまずは西へと向かった。奇妙なシール状の切符を持ちながら進んだが、まず1駅目で臨時駅に着いた。これは現実には存在しない駅である。
臨時駅とは、ある一定期間のみ営業をする鉄道駅のことで、設置される理由としては、水浴場やスキー場、花の名所など季節限定の観光地を訪れるために設置されるものや、付近の催事場でのイベント開催時のみに営業されるものが多い。その他、積雪の多い地方では利用の少ない駅の除雪の手間を省くために冬季営業休止とする例もある。また、通年営業ではあるが、仮乗降場と同様に駅とするには利用が少なく、駅に比べて簡素な施設で設置された例がある。
臨時駅の中でも、年間を通して停車する列車が1本もない駅は「通年休止駅」と呼ばれている。
日本国有鉄道(国鉄)の臨時駅のうち仮乗降場同様に通年営業する駅については仮乗降場と同じく1987年の分割民営化と同時に常設駅に昇格している。国鉄時代は、1969年10月1日に統一されるまで仮駅または仮乗降場と、統一以降は臨時乗降場と称されていた。プラットホームだけで駅舎がないことが多い。
夢の中のこの臨時駅には離島に渡るフェリー乗り場がついていた。フェリー乗り場があるのに臨時駅とは奇妙であるが所詮は夢の中だ。その離島はなぜかジャイアンツの練習場になっているらしい。シーズンになるといファンが大挙してくるのだろう。しかし夢の中はオフシーズンであった。
私はなぜかこの臨時駅の駅員と喧嘩する羽目になった。理由は忘れてしまった。どうも、駅員の態度が悪かったからだと思う。取っ組み合いの喧嘩をしたあと、「Ms」の顔見知りも何故かそのフェリーに乗り合わせていて、その駅員とのあいだを取り持ってもらい、フェリーが大海原に出たところで目が覚めた。
目が覚めたときは午前1時過ぎだった。その時、「Ms」の店長のYさんからメールが入り、18日のタイフェスティバルに一緒に行こうという内容だった。午前10時に「Ms」で待ち合わせ。自転車で大阪城公園へ行く。私はドリアンやトムヤムクンが目当てだったのですぐに行くと返事した。
午前6時前に仕事が終わり、「バーリアル(BARREAL)糖質50%オフ」を飲みながらHotmailやFacebookのチェックや前日の日記を書いているとあっという間に午前10時になった。待ち合わせ場所の「Ms」に行くと、まもなくYさんが現れて一緒に大阪城公園へ行く。
フェスティバルはもう始まっておりステージ上ではダンスなどのショーが繰り広げられていた。しかし、何かちょっと飲食しようと思ってもすべてが高かった。ビール1本400円。小さなトムヤムクンラーメンが400円などなど・・・。
会場内のタイビールを飲んでいるととてもお金が持たないので大阪城公園の外のローソンへビールを買いに行ってそれを飲みながらムエタイやショーを見ていた。天気も良かったのでもうちょっと居たかったのだが実家から荷物が届くので先に帰らせてもらった。
荷物は午後16時前にやってきた。その後、腐れ縁のYの部屋に牛丼を届けたあと、私一人で「Ms」へ向かった。「Ms」では、昼間にいっぱい飲み食いしたので焼酎のロックを3杯だけ飲んで退散した。立ち飲みで3杯は妥当な量だろう。それほど酔っ払うことなく帰宅し、睡眠薬のフルセットを飲んで眠ることにした。

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