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繋がる心、寄り添う心

明日は12月24日。世間ではクリスマスイブといわれ、チキンレッグを食べたり、ケーキを買って食べたりと飲んだり食べたりして、プレゼント交換など賑やかになることでしょう。

独身の男女諸君にとっては、「こんな日なんてカップルなんて滅びればいい」とさえ思っているかもしれませんね。
仕事に追われている人もいるかもしれないし。

我が家はローマ・カトリックの信者一家なので、クリスマスイブの明日は、また違う、いや本来のクリスマスイブを迎えます。
そもそも、クリスマスイブというのは、正式には「待降節(たいこうせつ)」の最後の日で、イエス様が産まれたおめでたい日としている。

何かの本で読んだ方もいるかもしれないけれど、その当時のイスラエルは圧政で多くの人が苦しんでいた中で、神様からのお告げでマリア様は赤ちゃんを身ごもりました。

お腹の中の赤ちゃんが、圧政に苦しむ全ての人そしてこれから生きる人を救う人として、産まれる日。神様が約束したその日が12月24日
という訳です。

12月24日のミサは夜に行われて、その時にいついつも神父様(異動があるので、別の方になることは多々あります)がおっしゃることは、「ここに来れなかった人のため、病気に悩む人、貧困に苦しむ人の平安のために、ともに祈りましょう」です。

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イエス様も産まれた時は、小さな赤ちゃん。
私たちと同じお姿で産まれました。私たちは、本当に本当に、小さな存在。同じ立場なのです。

誰もが小さな存在。それを気づかせてくれるのが、この12月24日。
ふと振り返ると、誰かがきっと側にいるだろうし、「ひとりぼっちで生活している」と言っても、実は誰かが支えていてくれるのです。

もし、このnoteが初めてのものであって、あなたがひとりぼっちであっても、このnoteを通じて私と繋がっています。

人は、何かしら繋がりがあるし、寄り添う心を大切にしてあげるべきなのです。

彼女・彼氏がいなくても、家族がいなくて寂しくても、誰かがきっとそっと見守っていてくれます。

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話は外れますけれど、尊い人は馬小屋に産まれるという話を、高校の宗教の時間で聞いたことがあります。(かなり余計な話ですけれど)

聖徳太子様は馬小屋で産まれたことから「厩戸皇子(うまやどのおうじ)」と名付けられ、イエス様も馬小屋で産まれています。

馬には何か知恵の神様や、尊き神様が付いているのかもしれませんね。

とまぁ、人は12月24日限定で「寂しい」と思わずに、いつもどこでも誰かが見守っていてくれると考えると、このクリスマスの2日間は、なんてことはないです。

我が家は明日はかなりバタバタしますが、よいクリスマスをお過ごしください。





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