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人生ってわからないから悔いなく生きたい

「人生はチョコレートボックス。開けてみるまでわからない。」
映画「フォレスト・ガンプ
」より

私が、映画「フォレスト・ガンプ」を見て、ずっと覚えているセリフです。

映画の中では、色とりどりのチョコレートが入ったものを、バスを待つためのベンチで座っているご婦人に、チョコレートを渡すシーンがあります。

フォレスト・ガンプの人生は、波乱万丈で様々な悩みに苦しみながらも生きる姿に心打たれました。

私は、長年「気分障害」と「ホルモン異常」の治療を続けていています。
昨日、「気分障害」の治療にかなりお世話になっていた臨床心理士の方が、大学病院での勤務となり、3月末で退職することになると聞き、カウンセリングの終わりに、大号泣しました。

私は、持病ということで通していますが、はっきり自分の病気をお伝えするのは、仕事には不利になりますが、病気を持ちながらも頑張っている人がたくさんいることを知ってもらう為です。

物書き業という世界に入るまでは、症状も安定せず、臨床心理士さんや主治医の先生を困らせ続けてきました。偶然、この物書き業をスタートするにあたっても、大反対されました。

しかし、自分の書いているサイトを教えたり、仕事についての悩みを話している中で、徐々に症状が改善されているということを臨床心理士さんは気がついていたのでした。

物書き業の中で、様々な生き方や考え方をもつ人と触れることで、刺激を受けて、「真摯にそして誠実に私に仕事を依頼する方に報いたい」という考えが生まれました。

だから、甘いチョコレートを食べた時もあれば、苦いチョコレートもかじったことがあって、連続でまずいチョコレートを食べたことだってあります。
今は、たまに苦いチョコレートを味わうことはあるけれど、私を愛してくれる方、思ってくれる方、そして大切にしてくれる依頼主様のおかげで、私は、成長していっています。

このことをどれほど感謝しているか。

残念なことに、中には同じ立場のはずなのに、「誰かにむちゃくちゃ苦いチョコレートを食べさせたい」という方もいて、お話しにくい方は当然いらっしゃいます。しかし、そういう方も「人生というチョコレートボックスの中の一粒」と見なければいけません。

しかし、そのチョコレートは、ゴミ箱に捨てるのではなく、食べずにどうなるのかを見るというのもよし、冷蔵庫に入れておいておくのもよし。苦すぎるチョコレートは嫌われちゃいます。

甘いチョコレートでも、ほどよい甘さのチョコレートが愛されていくのですから、自分から自分で魔法をかけて、甘いチョコレートになればいいだけのことです。

私は、どういうチョコレートかわかりませんし、人生というチョコレートボックスの中で、どういうチョコレートとしているのかは、わかりません。

長年、治りにくい病気の中で生きて、悩んだ上で見えてきたことかな?

正解は、まだまだ死ぬまでわからないと思うのですが、甘くはないチョコレートボックスの中で、いろんなチョコさんと出会って、悔いのない生き方をしたいです。

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