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⑩『大きな世界』-理不尽が教訓に変わるー

記念すべき10回目の投稿となりました!

まあ特に特別な記事を投稿するわけではありませんが

今日は「理不尽」について少しでも話せたらなと思います。


私は小学校から中学校までサッカーを続け、高校から今まで弓道を続けている。

いわゆる部活動というものをかれこれ10年以上続けている。

部活動の経験がここまでの私の人生の糧になったことは自信を持って言える。

しかしこれまでの経験は決して楽なものでなかった。

中学校の部活動は最悪で部内でいじめ・非行が横行、

言葉は悪いが先輩がイキリちらしていた。

悪い先輩を見て、その下の代は反面教師にして頑張るのかと思いきや先輩をまねて負の連鎖が続いていく一方であった。

後輩はほぼパシリのように使われていたようなもんであった。


高校の部活動もひどく、仮入部から本入部へ変わったその日に先輩が急変してめちゃくちゃ厳しく言われた。

先輩は僕らの学年に「やる気ないならやめろ」「そんなんで試合に出れると思うな」と言っていた。

いや正直言わせてもらうと初めて数日でそんなきついこと言う方がおかしいと思う(笑)

高校の部活動では

・先輩が視界に入ったら気づいてもらうまで挨拶

・先輩には仕事を絶対させない

など先輩こそが偉く、先輩を大切にできなければ続けることが出来ないような部活であった。

私もたとえ50メートル先に先輩がいたとしても挨拶していた。

例外で声が小さいからと言い、気づかないふりをして永遠に挨拶させるような先輩もいた。

よくやめなかったななんて今では思う。


大学の部活動は高校時に比べると「理不尽」は少なかったが

先輩方はあら捜しをするのが本当にうまい。

99%仕事を成功しても1%のミスで怒られるような感じではあった。


小学校から大学まで多くの「理不尽」を受けてきた。

まさに英才教育とも言えよう。

しかし、この理不尽から大きな世界が広がった。

私は先輩を大切にするうえで敬語やマナー、タブーとされている非常識なものが他人よりもみえていて気遣いが上手くなったように思う。

気遣いは当たり前のように思えて実はみんなができないことだと思うし、視野が広がったと思う。

昔は他人と会話を広げても、自分の自慢話ばかり話したり人の話をつぶしたり余裕でしていた(笑)

でも今は他人の話も真剣に聞き、他人の水がなくなったらコップに注ぎ相手の気持ちをうかがえるほどになった。



先輩から言われることは理不尽に思うことは多いと思います。

ですがこの理不尽が自分を強くする種になることもあります。

※もちろんタメにならない理不尽もいっぱいあります

みなさんがこれまでに受けた理不尽から将来学べることが1つでもあれば幸いです!

「こんなことに負けるもんか」ぐらいの気持ちで

逆向を強気で乗り越えましょう!

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