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100%

「明日がテストだからバソコン100%で来てね」
わたしの六時間目の先生が言いました。
先生がこれをいうのは百回目ぐらいです。
わかってるよ!今日帰ったらすぐに充電するから!
わたしは頭の中で言いました。
そして家に帰ってすぐに充電器をパソコンに付けました。

テストの日になって学校に行きました。
一時間目は中国語です。
その日はパソコンで何かをやる日でした。
みんなパソコンを出してログインしていました。
けれどわたしは
「あれ?つかない」
パソコンがつかなかったのです。
わたしは焦りました。一番焦った理由はテストの日だったからです。
もしパソコンが壊れててテストが受けれなくなって受けずに0点になったらどうしよう!
「みさき!落ち着いて!充電切れてるだけかもよ!」
隣のカーラがわたしのために充電器を先生から貸してもらいました。
そしてすぐにわたしのパソコンはつきました。
「ありがとうカーラ!パソコン壊れたと思った!」
もしカーラがいなければわたしも壊れてたかもしれません。
「けれどパソコン一晩中充電してたのに。」
「プラグパソコンに入れた?」
「うん」
「じゃあコンセントアウトレットに入れた?」
「あっ」
わたしは最近鉛筆削りのためにパソコンの充電器を抜いたことを思い出しました。
まるで穴の空いてるコップに水を入れたようです。
わたしは全部のクラスで先生達の充電器を借りました。
そして六時間目には50%ありました。
わたしは次からちゃんとしようと思いました。
けれどきっと無駄です。
なぜかというとそう決めたのは今回が初めてじゃないからです。

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