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人工衛星の歴史

※写真はロシアの「ボストチヌイ宇宙基地」(Google Earth提供)

ペンギンラボ合同会社のマガジンへようこそ!こちらでは衛星画像を使った分析(AIによる解析)や、新規ビジネスの検討について発信している奮闘記です。

今回はマガジン第1回目ということで、人工衛星の歴史について書きたいと思います。人類初の人工衛星「スプートニク1号」は旧ソ連から1957年10月に打ち上げられました。そこから遅れること4ヶ月後、1958年1月にアメリカが「エクスプローラー1号」を打ち上げ、米ソの宇宙競争が始まります。

スプートニク1号

ヨーロッパでは1962年にイギリスが、64年にはイタリアがそれぞれ打ち上げに成功します。日本では「おおすみ」が初の人工衛星として1970年に打ち上げられ、日米欧が揃って宇宙競争時代に突入しました。

人工衛星の用途は宇宙の観測から始まり、軍事、民間(GPS、気象など)と活用の裾野が広がっていきます。みなさんも「気象衛星ひまわり」は聞いたことがあると思います。

2000年に入ると衛星の小型化が進み、現在は100キロ以下の超小型衛星がイーロン・マスクの「スペースX」で50機以上同時に打ち上げられるなど、急速に運用台数が増加しています。

これに伴い、「同じ場所を毎日、低価格で観察できる」ようになってきました。実は、これがビジネスの鍵になるのですが、これについては次回以降に詳しくご紹介していこうと思います。

初回の記事、いかがでしたでしょうか?今後も、衛星画像にまつわる様々なエピソードを連載してまいりますので、お楽しみに!(スキ、フォローもお願いします!w)