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ずる休みの話

今日も起きれました。

今日の体調は、あまりよくありません。ごくたまにこういった日があるのですが、全く起きられませんでした。寝ても寝ても永久に寝れてしまいそうな倦怠感になんとか抗いながら生活していました。

さて、今日はSNSで話題になっていた『ずる休み』について書こうと思います。

私はずる休み肯定派です。
休みたいときにはしっかり休んで、明日から本気で働いてくれ、と思います。ちなみにこの考え方は元々です。
具合悪いときに無理して良いことがあったことがないからです。

私はかなり真面目だったので、小中ではずる休みはしたことがありませんでした。偏頭痛持ちだったのでよく気持ち悪くなったりはしていましたが、親に反抗するのが面倒でした。迎えに来てもらうのも申し訳無かったので、具合悪くても薬飲んで寝てなんとかしていました。

人生で初めて欠席したのは、高校2年の頃です。当時遭っていたいじめに堪えられずに休みました。両親にバレると面倒くさかったので、靴は隠す・電話は事務に掛けて親のフリをする、などしていました。
ずっとゲームしていました。夕方まで息を殺して祖母以外に見つからないようにしていました。それでもあの教室にいるより楽でした。
今では婦人科とか精神科とかいろいろやりようがありますが、田舎ではそんなところに行くのですら一苦労でしたから。

ある日親に見つかりました。髪を毟り取ろうとしてる私をなだめて、数時間後にお昼ご飯を一緒に食べました。
何で休んだのかは深く聞きませんでした。
それが随分と楽でした。

親に見つかってからも無断欠席や無断早退・遅刻は普通にしていました。
3年生になってからは予備校にいた方が勉強も面白かったからというのもありますが。
こんなんでも大学にはなんとか入れましたし、卒業できました。

昔は随分と両親は厳しかった気がしましたが、「卒業して偉い」と言ってくれたときは泣くほど嬉しかったです。

私が高校を卒業できたのは、あのずる休みのおかげだと思っています。

サボるのは悪いことでしょうか。
1日ゆっくり休んで、思考を元に戻して、それから仕切り直しても、私は大して変わらないと思います。実際今年に入ってからの私はそんな感じでした。かわりに他の体調不良者が出たときは積極的に入りましたし、「お互い様だ」と思っています。

体調が悪いのを無理しなくても、回る社会になればいいなと思います。
これは持論です。

なんでこんな話をしたのかっていうと、最近そんな曲を聴いたからです。
稲葉曇さんの『きみに回帰線』。
今の自分の状況もそうだし、あのとき息を殺していた感じとか罪悪感とかがこみ上げてきて、泣きながら聞いてしましました。
もしよければ、是非聴いてください。

それでは、おやすみなさい

最後にやりたいこと

18.わんこそばに挑む



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