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食育して号泣した話

今日も起きれました。

ねッむい。
とにかく眠いけれど、2月から生活リズムが少しずつ整ってきているから我慢です。
ポケモンスリープはあと寝顔1種類でラピスラズリ湖畔開放まで来ました。おっそいなりに頑張っています。


さて、最近私はあるものを育てていました。

それは『豆苗』。
あの細いピヨピヨした草の集合体です。

元々私は再生栽培というものに興味がありました。例えばネギの根元数センチを植えるとまた生えてくるとか、そういう感じの。
2月の終わりにたまたま買った豆苗のパッケージに再生栽培のやり方が書いてあったのが最後の後押しとなりました。
なるほど土はいらない、水は根が浸かるくらいの量でいい……。 

豆苗を使ってないトレーに乗せ水を張り、窓辺で日光に当てる生活が始まりました。

最初は正直全く伸びてる感覚がありませんでした。切り口はなんだか変色してるし、変化の感じられず「これ育ってる?」と配偶者に聞く日々。気温が寒すぎるのか日光量が足りないのか、そもそも水が少ない?いろんなことを考えながらやるべきことをやっていた約4日後。

急成長しました。

もうね、そんな伸びる?ってくらい伸びました。そこからはもう毎日ぐんぐん伸びていく日々。なんやかんや10cmくらい伸びました。
一週間で買った頃と大差ないくらいです。
「そろそろ食べようかぁ」「まぁそろそろね」と配偶者と話した次の日。


卵炒めになった豆苗が食卓に並びました。
なんの前触れもなく。


私は泣きました。
せめて切り取る瞬間に声をかけてほしかった。彼いわく「えっ、昨日話したからいいと思った」。
まぁね、確かに食べようかという話はしたけど……。でも切る前に一言あってもさぁ……。ここまで育てて来たのは私だと言うのに。こいつ勝手に刈り取りやがった……。
ではここで私の絶叫の一部を。

「なんで………どうして………(刈られた豆苗を見て)うんぁぁァァァァァァ!?!?」 

「うぇ………食べれないよ………ううううう」

「我が子が………我が子が………」

「おギャァァァァァァァァァ」

「おいし………おいしいよ豆苗………うう………」


丹精込めて育てた豆苗は涙の味がしてとても美味しかったのですが、私は初めて食べ物を育てて泣きました。きっとこれが食育というやつなのでしょう。

再生栽培は二回までなら、ということでもう一度同じ株で育ててみることにしましたが、生えてくる場所がないのか、前回よりはうまく育たないだろうなァ………という気持ちがあります。
でも育てるという過程はとても楽しく、また手軽に育てられるので、是非皆さんも豆苗育ててみてください。

そんな感じです
それではおやすみなさい


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