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#33 QRコードを使いこなす

子どもたちが一人一台端末を持つようになり、教科書にはいろんな場面でQRコードが掲載されるようになりました。
理科の教科書では、それらを読み込むことでさまざまな動画教材や復習問題へとつながります。

これを使わない手はないなと思います。
百聞は一見にしかずという言葉があるように、口頭で説明するとうまく伝わらないようなことも、動画で見ることでパッと理解できるとうことは結構あります。

もちろん、動画で見るだけで実験をせずに授業していくのは違いますが、事前にどのような動画が見られるかをチェックしておくことで活用することができます。
特によく使うのが、実験道具の使い方動画です。
正しい使い方やポイント、使うときの注意点などをわかりやすく見ることができるので、これはおすすめです。

この前も、ろ過のしかたを動画で確認しました。
ろ紙の折り方、ビーカーの置き方、液の注ぎ方など、わかりやすく解説してくれていありました。

活用のポイントは、自分のタブレットでQRコードを読み込ませることです。
先生がQRコードを読み込み、それを大型スクリーンに映し出すことで、みんなで同じタイミングで同じ動画を見ることができます。
これはこれでいいのですが、そのやり方しか経験していないと受け身で、自分から情報を得ようという姿勢につながっていきません。

やはり自分で見たいときに見れるように、情報が欲しいときに得られるように、自分で読み込んで確認するという習慣をつけていきたいなと思います。
自分の手元で見られるし、見たいときに何度も繰り返して見られるというのも良い点です。

このようなところからも、子どもたちが自立して学んでいけるようにしていきたいと思います。
QRコードも含めて、教科書をしっかりと使いこなせるようになってほしいです。

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