ぺんすけ

小学校教員 / 教務主任 / EDUBASE CREW / MIEE

ぺんすけ

小学校教員 / 教務主任 / EDUBASE CREW / MIEE

最近の記事

#36 相手意識をもつ

先日、子どもたちが調べ学習してきたことを発表する機会がありました。 僕は担任ではないので、実際に調べている場面や発表の練習をしている場面をずっと見ていたわけではないのですが、子どもたちの様子がいつもと少し違うように感じていました。 何やらすごくいきいきとしているのです。 あーだこーだ言いながら資料をつくったり、どう発表するかを話し合ったり、発表以外にクイズや体験を入れた方がいいんじゃないかと提案したり… 子どもたちからエネルギーみたいなものを感じました。 どうしてなんだろ

    • #35 話し方のベースライン

      つい先ほど、2月1回目のEDUBASEが終わりました。 テーマは話し方について。 中身についてはここでは書けないので、自分自身が普段話すときに意識していることをひとつ紹介させていただきたいと思います。 それは、話し方のベースラインを整えることです。 子どもたちと日々接していく中でいろんなことがあるし、学校以外のプライベートでもいろんなことがあります。 僕のテンションや感情が上下することはもちろんあるわけですが、子どもたちの前や職員室では話し方のベースラインを穏やかなところ

      • #34 クラシック鑑賞

        先日クラシックを鑑賞する機会がありました。 普段はなかなかそういうところに足を運ばないので、ホールに入るところからすごく新鮮でした。 子どもたちの中にも初めての体験っていう子が多く、全体的にそわそわしつつ、始まるのを心待ちにしている感じでした。 いよいよ始まりそうという雰囲気の中、指揮者の方が入場されます。 指揮台に立つやいなや、最初の曲が始まりました。 こんなに間髪入れずに始まるものなのかと驚いていたのですが、子どもたちもそこから一気に引き込まれ、演奏を聴き入っていま

        • #33 QRコードを使いこなす

          子どもたちが一人一台端末を持つようになり、教科書にはいろんな場面でQRコードが掲載されるようになりました。 理科の教科書では、それらを読み込むことでさまざまな動画教材や復習問題へとつながります。 これを使わない手はないなと思います。 百聞は一見にしかずという言葉があるように、口頭で説明するとうまく伝わらないようなことも、動画で見ることでパッと理解できるとうことは結構あります。 もちろん、動画で見るだけで実験をせずに授業していくのは違いますが、事前にどのような動画が見られる

        #36 相手意識をもつ

          #32 続けることの難しさ

          こんばんは。 昨日は子どもの寝かしつけとともにうっかり寝てしまい、気づけば朝になっておりました… 2024年になり、何か新しいことを始めようと思ってチャレンジしてきたnoteの更新があっさりとストップしてしまいました。 自分をふりかえったり、書く力を高めたりするために、毎日少しずつアウトプットしていこうということで続けてきましたが… まだまだ力不足です。 今回、書けていたのにうっかり公開し忘れたのかというと、実はそうではなくて… 最近は何を書こうかと悩む日が結構ありまし

          #32 続けることの難しさ

          #31 月末のお知らせ

          本日をもちまして1月が終了します。 あっという間に明日から2月です。 早いですねー。 3学期はほんと風のように過ぎ去ってしまいます。 終わりを見据えて、計画的に物事を進めていきたいところです。 月末になると、毎回やっているのが月末のお知らせです。 出席簿の入力や授業時数の入力など、担任の先生たちには日々行なっていることがいくつかあります。 それらがきちんとできているかを確認してもらうためにお伝えしています。 出席簿など日々行ってもらうのが基本ですが、たくさんするべきこと

          #31 月末のお知らせ

          #30 後回しにしない

          仕事をしていると突如、大したことはないんだけれども、やらないといけない仕事が現れる。 みなさんも経験したことがあるのではないでしょうか。 学校の先生でいうと、アンケート類に答えることだとか、何か記入して書類を提出することだとか、電話やメールで何かを確認することなどがあげられそうです。 これらはできるだけ、その場で片付けてしまうようにしています。 何かをしている途中であったとしても、先にやってしまうこともあります。 そのように心がけているのには理由があります。 だいたいこ

          #30 後回しにしない

          #29 5年理科「もののとけ方」④

          授業の導入は大切。 こんなことは学校の先生になって一番初めに教わることの一つです。 なんなら先生になる前から知っているよという話です。 ですが、今日改めてそのことを感じたので、もう一度自分に言い聞かせるつもりで書きます。 もののとけ方の学習で、ミョウバンは水の温度が上がると、とける量が増えることを学習します。 今日はその次の時間だったのですが、ミョウバンのとけた水溶液からミョウバンを取り出すためにはどうするかを考え、冷ましたら取り出せるのではないかという実験をしました。

          #29 5年理科「もののとけ方」④

          #28 5年理科「もののとけ方」③

          5年生理科の「もののとけ方」の単元で、学習のまとめに話す活動を取り入れています。 例えば、ものが水にとける量には限界があるのだろうか?という問いに対し、予想をして、実験をしたあとに、結果から考えられることやまとめをタブレットに向かって説明し、その動画を提出するという感じです。 これまで通り、普通にノートに考察やまとめを書く活動を行ってもよかったのですが、3つのねらいをもって取り組んでみています。 1つ目はタブレットを使った表現に慣れること。 子どもたちはこのような活動に

          #28 5年理科「もののとけ方」③

          #27 年度末の反省はクラウドで

          もう来週で1月が終わろうとしています。 3学期はあっという間に過ぎていきますね。 各学校でぼちぼち1年間の反省が行われようとしているのではないでしょうか。 それぞれ呼び方はバラバラだと思いますが、ここでは年度末反省と呼ぶことにします。 今年度この年度末反省のやり方を変えて、結構よかったなと思っているので、その方法を共有します。 これまでの年度末反省のやり方でなんとかしたいと思っていたのは以下の2点です。 ①3学期に入ってから学年で話し合うものの、以前感じていた反省点につ

          #27 年度末の反省はクラウドで

          #26 出会いをつくる

          子どもたちがいろいろな方と出会う機会をつくることって教師の仕事の中でも結構大事だと思っています。 今回は本校の子どもたちと視覚障がいのある方との出会いについてです。 先日、障がい理解教育として視覚障がいのある方を学校にお招きして講演をしていただきました。 ユーモアいっぱいにお話されるので、子どもたちも楽しんで聞かせてもらいました。 「できないことはたしかにあるけど、できることだってたくさんある。」 「かわいそうだと思ってほしくはない。」 など、やはり直接聞くことで子どもた

          #26 出会いをつくる

          #25 情報教育研修会

          先日、市の研修会がありました。 内容は情報教育について。 社会の急速な発展により、Society5.0の時代が訪れようとしています。 2050年ごろと言われているそうですが、もっと速くに訪れそうな気配を感じます。 最近はAIが話題にあがることも増えました。 今ある仕事のうち、およそ50%がAIに代替されるのではないかという予測があるそうです。 少し前までは、それは言い過ぎだろうという気もしていましたが、今では全然あるなぁという感じです。 AIによってなくなっていく仕事と

          #25 情報教育研修会

          #24 6年理科「てこのはたらき」②

          今日は6年理科てこのはたらきの実践共有です。 授業の中で、「おもりの重さ(力の大きさ)×支点からのきょり」がてこの左右で等しいときに水平につり合うといことを学習します。 教科書では、てこの左側のきょり6のところに10gのおもりをつるしていて、右側をどのようにすればつり合うのかという課題がしめされています。 子どもたちは実際におもりをつるしながら、きょり1なら60g、きょり2なら30gでつり合うという発見をしていき、上に書いたきまりに気づいていきます。 そのことがわかって

          #24 6年理科「てこのはたらき」②

          #23 さる先生のAIセミナー

          日曜日にさる先生こと、坂本良晶先生のオンラインAIセミナーに参加しました。 この日はなんとお昼と夜の2本立てになっておりまして、坂本先生の多忙さがとんでもないことになっております。 本当にお疲れ様です。 今回はこのセミナーを振り返ってみたいと思います。 まず、AIは教員の生産性と創造性を向上させるツールとなるというお話からスタートしていきました。 いくつかの活用場面が示されましたが、今の自分の状況を考えるとテキストデータの分析をしてもらうというのが使えそうだと感じました。

          #23 さる先生のAIセミナー

          #22 これが私の生きる道②

          昨日は「これが私の生きる道」ということで、何か少しでも地元に貢献したいという話を書きました。 今日はもう一つ、「自分の周りに貢献したい」ということで書いていきます。 僕が教師という仕事を選んだ大きな理由は、学生時代のアルバイトを通して、子どもと関わっていくことが楽しいという経験をできたからです。 そこは今も変わっていませんし、子どもたちと楽しく過ごせるように日々頑張っています。 自分の頑張りが子どもたちの成長に貢献できているのなら、すごく嬉しいことだと思います。 ただ、

          #22 これが私の生きる道②

          #21 これが私の生きる道①

          昨日はEDUBASEのライトニングプレゼンの日でした。 テーマは「これが私の生きる道」ということで、たくさんの先生方の発表を聞かせていただきました。 僕も発表させてもらいたかったのですが、今回は諸事情あって断念。 また次の機会にチャレンジしてみたいと思います。 みなさんさすがで、個性豊かな発表にたくさん刺激を受けました。 僕自身も生きる道について考えてみたいと思います。 僕は現在、ありがたいことに地元で働かせてもらっています。 自分が生まれ育った場所で、これから育ってい

          #21 これが私の生きる道①