最近の自分の琴線に触れるテーマに、「コミュニケーション」がある。

それはなぜかというと、最近の自分が考えて、解決が難しいなぁと思う問題たちが、ほとんど「コミュニケーション」の問題に端を発するように感じるからである。

私が考えるコミュニケーションの目的とは、「信頼関係の構築」である。

しかし、その「コミュニケーション」は、とにかくしんどいことである。めちゃくちゃエネルギーを使うし、その重要性に気づいていない人たちと関係性を築こうとする場合には自分にとって損を感じることが多い。

しかも、こうしたしんどいことを余裕を持ってできるようになるには、何はなくともまず自分にとっての「金銭的余裕」と「時間的余裕」が必要だ。

他者から信頼され、認められることを望むのであれば、そうした一定の努力は必要だ。これができる人間こそが、より多くの人から信頼され、愛を集めることになるだろう。

コミュニケーションの問題に端を発する問題を解決するためには、まず人々がこのコミュニケーションの特性を理解し、それがうまくいくように努める不断の努力が必要なのである。

あぁ、この人間社会はなんと厳しい社会なのだろうか。

しかし、そうであるからこそ、その課題を乗り越えながらつくられる人間集団が素晴らしいのである。