「稼ぎたい」と子供が言ったので
7歳の長男が「夏休みは、いっぱい稼ぎたい!」と言い出した。
たぶん事のはじまりは先月。幼稚園のバザーがあった日のこと。
午前中、子どもたちは自宅待機だったので、それじゃあと「午前中の働き(お手伝い)に応じてバザーでつかえる金額が変わる」というのをやってみた。
ふだん、一回いくらとかではない「メンバーとして担う家事」としてお風呂掃除や玄関掃除をやってきた子どもたち。担うといっても必ずやらねばならない、みたいにはしていなかったけど、まぁそこそこよくやってくれている。
この日は、働きに応じて100円~200円のお小遣いを渡す、とした。
結果、4歳の次男が100円、長男が150円。
ぶっちゃけふだんと働きは大きく変わらなかったけど、二人とも楽しく働き、楽しそうにお金をつかっていた。
うんうん。
働いて自由につかうのって、楽しいよねー。
で、冒頭のセリフに戻る。
もちろん先日のレートでやったらこっちが破産するので(笑)
そこは調整した。
「家事代行・一律一回10円」。
お風呂掃除、食器洗い、洗い終わった食器片づけ、ご飯を炊く、洗濯物をたたんでしまう、ごみすてなど。
仕事としてやってもらうので、お手伝いではなく「家事代行」。
多少甘めに見るけど、基本的にこのクオリティなら任せられると思うものをメニュー化した。
月に500円くらい稼げるように仕事考えようか~と言ってたら、思いのほか仕事が多かった。真面目にやったら月に1000円以上ふつうに稼げる。
でも、夏祭りや旅行先での買い食いやお土産を自分の自由にしようと思ったら、お金はそこそこ持っててもいいよなー。
次男はどうだかわからないけど、長男の場合お金がほしくて稼ぎたいんじゃなくて、「お金を遣える自由」がほしくて稼ぎたいんだと思う。
彼はだいたい、遣うこと前提で「稼ぎたい」というから。
ポジティブにお金を遣ったり、稼げたりするのっていいなぁとわたしは思う。
自分の幼少時代を思うとねー。。。
安い労働力としてバカにされつつの「お手伝い」だったし、お金を遣う自由って何?って感じの干渉ぶりだった。基本、「貯金しろ」だったからなぁ。
なので、子どもたちや夫みたいにのびのび遣える人が輝いて見える。
わが家の家事代行、いつまで続くかわからないけど、楽しんでやっていけるといいなぁ。
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