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おもちゃメーカー社員、田植えをする。

みなさまお久しぶりです!

前回の投稿からしばらく空いてしまいましたが、、

私、おもちゃメーカーピープル株式会社にて、”ピープル農場”プロモーション担当大臣を務めております、入社3年目の社員です。

こちらのnoteでは、おもちゃメーカーであるピープルの田んぼ”ピープル農場”に関する情報を発信しております!

「おもちゃメーカーがどうして田んぼ??」と思われた方は、まずはぜひこちらをご覧ください。

さて今回は、その”ピープル農場”で行われた田植えの様子をお届けいたします!

いざ”ピープル農場”へ

”ピープル農場”があるのは、新潟県南魚沼市。
5月下旬、東京近郊に住む我々は、早朝の新幹線に乗り込み、田植えをするために新潟へと向かったのでした。

そもそも「なんで自ら田植えをしようとしているのか??」と不思議に思われてもおかしくないのですが、それは前回の記事でもご紹介した通り、”ピープル農場”ができた理由が、

「”お米のおもちゃ”シリーズをつくるものとして、お米についてもっと詳しくなりたい。」

で、あるから。

言ってしまうと、
「お米を知るためにできることはとりあえずやってみよう!」
「なかなか体験できないことだしなんか楽しそうじゃん!」
くらいのノリです。。

そんなノリに共感してくれた数名の社員とともに田植えチームを結成し、新潟へ向かった我々一同。

初めて”ピープル農場”にたどり着いた我々の前に広がったのは、普段の生活では到底感じることのできないような大自然でした!

「”ピープル農場”との初対面(2022年5月)」

まさかの問題発覚!

南魚沼の大自然に感動するのも束の間、早速田植えを体験することに。
天候にも恵まれ、快晴の空のもと、いざ田植えを始めようとするも、、

農家さんの一言から、ここにきて大きな問題が発覚しました。

「えっ、手で??実は私も手で植えたこと無いんですよね。」

そうそれはまさかの、手植えのやり方を誰も知らないこと、でした。

「せっかく田植えするなら機械ではなく自分の手でしょ!」と意気込んでいた我々は、当然現地の農家さんにそのやり方をレクチャーいただけるものと思い込んでいたのですが、当日になって農家さんも実は手植えの経験がないことが発覚!

農家さんいわく、今どき手植えをする人なんてまあいないそうで、ほとんどが機械なんだそうです。
そんな中、当たり前に手植えできると思っていたことに恥ずかしさを覚えるとともに、はたから見たらやはりおかしなことをしようとしているんだなということをあらためて実感するのでした。

そうは言ってもここまで来たら、あとには引けない!
ということで、昔手植えを見たことはあるという農家さんのかすかな記憶と、直前に見たYouTubeで得た薄い情報を頼りに手植えにいざ挑戦!

手植えに初挑戦!

「手植え初挑戦(2022年5月)」

不安な状態で始まった手植えでしたが、やってみると結構たのしくて。

手植え経験のなかった農家さんですが、そこはさすがのプロでいらっしゃって、ご丁寧に植え方を教えてくださいました。

初めて入った田んぼは、ぬるっと柔らかい感触で、まだ日が出て間もなくだったせいかほんのり冷たく、下の方まで足が届くと石ころが当たってごつごつしていました。
そして想像以上に泥に足を取られて動きづらく、何度となく転びそうになりました。

田んぼの中にはカエルやヒル?のような生き物も!

「田んぼの中のカエル」

そんな田植えの様子を、社内限定で生配信しましたが、盛大に転ぶという見せ場を作ることは残念ながら誰にもできませんでした。

「田植え体験社内向けLIVE配信(2022年5月)」

だんだん慣れてきてスピードアップしつつも、徐々に等間隔ではなくなってしまい、修正してはまた曲がる、を繰り返しながら植え続けること1時間以上。
3人体制で臨んだものの、手植えできたのは田んぼのほんの一角だけでした。
残りの大部分は農家さんが機械で植えてくださいましたが、その速さと正確さは手植えとは歴然の差!

「手植え(左半分) vs 機械(右半分)」

手植えした稲も発育に影響なく、無事に育ってくれることを祈りながら、精いっぱいの田植えを終えたのでした。

田植えを終えて

今回の田植え体験、普通に機械で農家さんに植えてもらえばよかったんじゃ、、と思われても仕方ないような気がしますが、個人的には非常に貴重で意味のある体験でした。

単純に、田んぼに入ったのも田植えをしたのも初めてで、そんなことができたのは、とても新鮮でした。という感想もありますが、
なにより、今回植えた稲が育ち、やがてお米になり、それがおもちゃとなって赤ちゃんのもとへ届くことを考えると、おもちゃメーカーの一社員としては非常に感慨深い気持ちになります。

”お米のおもちゃ”は日本全国で獲れたお米を原料として使っているわけで、今回はその一部を我々が植えたに過ぎません。
”お米のおもちゃ”は、日本中の農家の方々などたくさんの方の思いや努力がこもってができていくんだなということを、今回田植え体験をしたことで改めて実感することができました。

”お米のおもちゃ”ができていく過程、その最初の一つがお米作り。
そのお米作りの一部を体験し感じた、
ものづくりの喜びと携わる人たちへの感謝。
そんな気持ちをこれからも忘れずにいたいと思います。

ということで次回は、
果たして稲は無事実ったのか、、稲刈り編をお届けします!

最後は田植えを見守ってくれた”コメちゃん”の写真でお別れです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

「田植えを見守る”コメちゃん”」

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