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セリフの録音をしました:インスタント・レアリスムがスピーカーから再生される

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録音したセリフが流れるまえ、スクリーンには一軒の民家が映し出されます。夜。家の中は暗い——テレビが点いているのだろうか。細かい明滅が繰り返すのがレース越しにわかる——というような映像。その映像を登場している俳優は眺めている。かれらがみているのは〈対象〉ではなくて、〈自分自身〉。〈何〉がみえるかではなくて〈どのように〉みえるかを考察したインスタント・レアリスムがスピーカーから再生されます。

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映像やセリフと一緒に5種の楽器から単音が奏でられる、というよりも「発せられる」あるいは「出てくる」と言い表したほうがイメージに近いかもしれません。それらは折り重なって音楽にならない。断片的な思考と断片的な音。しかし、どんな音楽も音からできている。音楽とは、日常のハイライト。
宮澤大和


『インスタント・レアリスム』けいこば はこちらです
稽古場の様子を大木菜摘さんに書いていただきました。
https://note.com/pepepeclub/n/n5bcf66bd191e

【公演情報】
2021年12月 画廊の「ぺ」公演『インスタント・レアリスム』
期間:2021/12/17~12/19
場所:新宿眼科画廊 スペース地下
チケット:(チケット販売 11/20より)
   1. 立ち会って観(オフライン観劇)
   2. のぞいて観(オンライン観劇)
   3.セット券(立ち会って観 のぞいて観)
詳細:https://pepepepepe.amebaownd.com/posts/22307924



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