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毒々しくない

実生から三年経って、花が咲いた。 探り探りだったけど、恐らく二年目で咲きそうな気がする。多分、乾燥が過ぎたと思う。 花は、思ったより毒々しくないぞ。二日目だからかも。 4月13日に咲いてたのだけど撮り損ねてしまい夕方近くには冒頭の様に閉じてしまってた。 何個か蕾あるから今後も楽しみ。 Babiana rubrocyanea こちらは、いまだに花が咲き続けてる。 草物メセンの類には無い独特の花は好感なのだけれども、昨年の11月下旬に最初の花芽を確認してから既に五ヶ月目。 こ

    • いつのまにか花芽

      収穫した種子を蒔き丁寧に育ててた苗よりも、勝手に飛んで芽吹いたものの方が、着実に育ってて少し悲しい。 しかも、植え替え時に余った土や天日干しした土を適当に混ぜただけの水捌けだけは良い痩せた土の方が大きく育ってるから良く判らない。 ネット上の情報で植え替えを嫌うとあったけど、元々植って多肉植物を侵食しそうな状態だったので抜いて別の鉢に植え替えけれどすくすくと育ってるから、少しくらいなら根が切れても問題なさそう。 他のも育って花が咲き種子が取れるかしら。 Papaver macr

      • クンサーラ、二つ

        実生から結実までの話として、桃栗三年柿八年柚子之大莫迦十三年と云うとか云わないとか。こと柑橘類は実生からだと親と違うモノが出来たり結実までかなり時間が掛かるから接木をする事が多い。 数年前、全国各地で庭に植えたグレープフルーツの樹に実がたわわとなったと云うニュースがあったけれど忘れた頃に実がなる典型が柑橘類。 ベルガモットを超える香りでしかも食用にも出来るとの事で奄美のクンサーラの一年生実生苗を三株鉢で育ててたのを昨年地植えにしたばかりなのだけれど、二つ実がなった。 まさか

        • 罌粟粒とはよく云ったもの

          あまりにも小さいので、落ちると何処に往ったか判らぬケシの種子。 一所懸命集めたものが全てでは無かったそして苗床を作り実生に取り組んで試行錯誤したのにそこら辺に芽吹いてくるとは思いもよらずその逞しさを思い知らされた。 そう云えば、何十年か前。肥料等に混入してたケシの種子が発芽し果樹畑のあちこちで生長し花を咲かしてた。ある日、警察屋さんが‘そこかしこに生えてるのはケシではないか;抜かないのか;’と訊いてきた事があった。 広い農園の所々に咲いているそれらを抜くだけの労力は無駄だし、

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          壺天狗、。、

          年が明け、葉が全て落ち、何だか様子がおかしい。 株元の膨らみにハリが無いようだし、もしかしたら枯れつつあるのかも。 春になって芽吹くかもしれないのでこのまま置いておこう。 丈夫だと思いきやあれよあれよという間に枯れてしまう。 以前は、春先に芽吹き始めてて急に萎んだ感じに枯れた。 その前は、夏場に葉をいっぱいに茂らせてたのに突然枯れた。 自分が思ってるよりも難しいのかしらん。 アンデスの青い星という異名を持つこちらの球根は、新芽が出て来たと思ったら脇芽。しかし、本体は萎みつ

          壺天狗、。、

          やっと咲いた。

          それに気づいたのは、12月14日のこと。 やっと開花に漕ぎ着けたというのが素直な気持ち。 当初、コツが掴めなくて何度も枯らしては種子を蒔き枯らしては種子を蒔きを繰り返したけどなんとなく判ってきた。 そして、12月20日の姿。 ネットの画像で見かける現地の姿の様になるのには、何年程かかるのか判らないけども、これからも大事に育てていこうと思う。 思ってたよりも花が小さいのは、株がまだ幼いからだと思いたい。 Kewa salsoloides

          やっと咲いた。

          光、そして寒さ

          一ヶ月程前、10月24日にペトリ皿に濡らしたキッチンペーパー上に種子をバラ撒いて様子見。芥子の実って多肉植物の様に小さい。 今月に入り、このままだと発芽しない様な気がしてきて種蒔き用土へ移植。 晩秋の外気と直射日光に程良く当たった種子は11月21日に発芽を確認。 あれよあれよという間に結構な数の芽が。もさもさになりそう。 あと一ヶ月かそこいらは、このまま様子をみてそれから植え替えかな。 Papaver macrostomum ‘Black Magic’ メセンっぽい草姿に

          光、そして寒さ

          極端な寒暖の差

          ここ二週間程の気温差に耐える事が出来ずに枯れてしまう植物がでてくるのではないかと不安。天気予報も数時間後には、予報気温が随分と違う事もしばしば。そして黄葉から落葉する期間が一瞬って、。、 今までで初めて紅葉したのをみた。 Cyphostemma bainesii 今年の冬の訪れは、いつもと違う。 無印Adenia ovataは、黄葉した葉が残ってるけど時間の問題だろう。 夏に生長する植物たちは、大体10月の終わり頃から徐々に黄葉し始め今頃には落葉してる事が多かったけど、

          極端な寒暖の差

          砂糖に似た甘味

          開裂した果皮の中には、少し虫っぽいナニカを想像する果肉がある。 それを丁寧に果皮から取り出し皿に載せてみたら、遠目に観ると得体の知れない幼虫の様であり接近して観ると見知らぬ水棲生物の卵の様でもあり剥き実は気味が悪く観える木通。 Akebia quinata この実は、3回に分けて食べる位が丁度良くて一つを丸ごとだと口が疲れてしまう。 昔、この果皮の料理を食べた事があるのだけれども、いつ誰が作ったのか全く思い出せない。しかし、それを茄子だと勘違いしてて食べたらほろ苦くて予想の味

          砂糖に似た甘味

          秋の訪れ

          涼しくなってきたかと思いきや、この時期にしては暑い日が続く。それでも暑さはかなり和らいで朝晩は、日によっては肌寒いくらいにやっとなってきた。 昨季、蒼角殿宜しく半分程球根を露出したら例年より遅く11月に入ってから変な芽吹きになってしまい花も咲かなかったので、今季は以前と同じく地表スレスレで植え替えをした。 今日、良く観たら例年と同様の芽が少し出て来た。 球根の露出は芽吹きも遅く後に形が歪になってしまうのでもうしない。 Bowiea gariepensis 12月には、葉は

          秋の訪れ

          いまだ夏が続いてる様

          空は、秋らしくなってきてるのに、日中の気温は一向に下がる気配無し。 夏に生長する植物はほぼ問題ないけど、これから冬に生長する植物は大丈夫なのかと不安。 今冬は温暖らしいから。 そんな中、芽が出ては枯れては出るを繰り返すだけで今年も終わりそう。 何か栽培方法に問題があるのかもしれないけれども、改善策は思い付かず、。、 このまま弱ってしまわぬか気が気じゃない。 Eriospermum mackenii ssp.galpinii 春、新芽が出てきたかと思ったら突然枯れたけど、

          いまだ夏が続いてる様

          葡萄盃の花芽

          何年経っても、花芽がつく事は無かった。 それでも毎年、微毛に覆われ肉厚で縁がギザギザとした美しい葉を展開する。その葉の裏には真珠腺があるのだけれど当初、虫の卵かと思ったけど調べたら違ってたので安心した。 でっぷりとした幹と相まってその独特なシルエットが素敵なのだけれど、今季やっと花芽ついた。トップ画像は、一ヶ月前の状態。 二ヶ月前の花芽は、まだ小さく青いかった。 日照不足気味だから、朝から晩まで確実に陽の当たる場所へ置いて一ヶ月程経ったが、結実はしてない模様。 実を見てみ

          葡萄盃の花芽

          排水性と通気性かな

          初夏、引っこ抜いてみたら根が鉢の壁面をぐるぐるしてた。 もしや息苦しかったのかなと思い用土の配合を変えてみた。 より粗くしただけなのだがどうやら良さげ。 昨年、株分けした小さな株達も土を替えてから新芽をどんどん出してるから、そのままだったら枯らしてしまってたかもしれない。 Pleurothallis teres 植え替え時、二つの新芽があった。そのうちの一つは既に伸びてきている。 そして昨年のバルブは葉が落ちつつある。 このタイプの蘭は、毎年新しいバルブを形成し古いのが枯

          排水性と通気性かな

          土って重要

          増えてしまったから、取り敢えずプランターに植えておいたら、ぐんぐん生長し葉も大きくなり花を咲かせた。 葉が大福餅位の大きさでびっくりした。 これが本来の姿なのだろう。 小さな鉢で砂礫の様な痩せた土に植え辛めに水やりしてたのは間違ってた様で、件のプランターには一般的な花用の有機物たっぷりの用土。 そして、一緒に植ってる他の植物に合わせ毎日灌水。 なんの問題もなくそして大きく育ってる。 咲き終わった後、そこにはタンポポを貧弱にした様な綿毛があり思わず吹き飛ばしそうになったが止

          土って重要

          深海の圧力

          随分と前ある日の事、深海に沈めて圧縮したインスタント麺の容器の話を何気なく知り合いに話したら、‘欲しいの;’と。 勿論、実物をこの目で視てみたかったから即答で頼んだ。 そして、深海で圧縮するなら海繋がりでシーフードの容器にしようと話したら成功率はカレーそしてオリヂナルの順でシーフードは、歪んだり割れたりして綺麗に圧縮出来ない事が多く成功率が低いとの事。それが何故なのかは判らない。 それならばと、後日オリヂナル味のヤツにお湯を注いで5分〜10分待って食べた。自分にとって3分は、

          深海の圧力

          このSenecioは、夏型かもしれない、。、

          来日して一年近くも発芽せずじっとしていた昨年の九月も終わろうかという頃に、発芽し安心してたら寒くなる頃に落葉。これは春か秋に成長する類かなと思ったのだけれども、間違って芽吹いた可能性も否定できずにいたら今年は、六月下旬に芽吹いてびっくり。 これで、時差ボケ治ったかな。 それから、十日程経ったら更に葉が大きくなり新しい葉も出て来ている。 最初の葉は、既に掌程の大きさ。そして、昨年は二枚の葉で終わったのでこれからが楽しみ。 あと、イモを少し露出して育ててみたいけどよしとこう。

          このSenecioは、夏型かもしれない、。、