見出し画像

科学をどう取り入れる?知識をどう精査する?

どうもアスレティックパフォーマンスコーチのタケダイグウジです。

先日ゆるい有酸素もパフォーマンス向上には有効だよ。と書きました。

多くの方に読んでいただき光栄ですが、

肯定的に
「良いこと知ったわ~~」
「早速試してみよう」

否定的に
「未だにこんなこと言ってるんや」
「もっと別の練習しないといけないのに出来るかい」

なんて派がいるはずです。それは当たり前ですが、思考ゼロで肯定、否定をするのが怖い。

僕はあくまでも理論を書いただけで運用できるかなんて分からないです。

Polarizedトレーニングに限らず全ての方法論が
・競技
・時期
・チーム事情
・選手特性
・ポジション特性
・選手の状況
その他様々な要因で出来ない理由はありますし、コーチとしては無理強いはしません。

コーチはより良く安全な方法を伝えることが重要です。

だからこそ肯定派は疑ってかかるべきだし、否定派はもっと調べろよと思うわけです。

言いたいことそれだけですので、ここから真面目にツラツラと書くので読み飛ばしてください。

知識の収集方法

僕は学者でも研究者でもないですが、お金をいただいて技術と知識をプロアスリートはもちろん、企業、同業者、学生、さらに一般のクライアントに提供しているので適当なことは言えないのです。

先ず重要なのはどこから、誰から、情報を得ているのか。

各トレーニング団体から出ている機関誌や論文情報などは信頼できます。
下記のNSCA Japanが出しているジャーナルの記事を日本語訳したものも有益ですし、出来れば英語の情報に触れる方が良いです。

https://www.nsca-japan.or.jp/12_database/hottopics.html

英語のリスニングや読むのが出来るなら、海外の有名科学者や団体のSNSをフォローしつつ、オンラインセミナーやポッドキャストを聞くと良いでしょう。

絵で分かりやすく教えてくれるインフォグラフィックスのサイトも非常に優秀で活用しています。

例えば振動ガンの効果とか

マッサージガンて効果あるの?

元の情報ソースもあり確認出来ます。 コチラ 

Science for Sportsというサイトも活用しており、有料ですが、無料の記事やポッドキャストも非常に有益なものが多いです。有料版はミニオンライン講座が充実しており(サッカー関連が多いけど)、勉強になります。

ぽいこと書いてるSNS発信者とかの多くは論文のabstractくらいしか読んでないどころか解釈を飛躍して書いている方が多いので、信頼出来る人が書いているか見極める目は非常に重要です。(だから僕の書いてることは疑った方が良いんですww)

特に栄養関連はヤバい人が多いのが事実。信者作ってサプリメントとかで儲けられるんでしょうね。

とはいえ、マトモなトレーニング指導者や研究者もSNSでの発信が多くなってきており、トレーニング関連だと

河森さんのブログは為になります。

お会いするまで怖い方かと思ってビビッてましたが、会うと気さくに話しますし、ムーブメントトレーニングもコーチ認定まで受けられていて素晴らしいお方です。

佐々部さんのブログもオススメです。独自にインフォグラフィック作成されており素晴らしいですね。

とはいえ、当然のごとくgoogle Scholarさんは活用して論文読むのまで最終的にいってほしいです。

プラス AIも活用しましょう。聞いたことの出典も書いてあることが多くキチンとした情報なのか知ることが出来ます。

知識を得たらすべきことは?

さて、知識を得たら整理していかないと人間の記憶なんてあいまいなもんです。

当たり前ですがおこなっていることは

・種類毎に分ける
・複数のデータソースから情報を収集
・AIも活用する

そこから、

ものごとの枝分かれの方法を様々なパターンで派生させていきます。

知識の枝分かれを効果的に表現する方法として、マインドマップやナレッジグラフがあります。
マインドマップは、中心から放射状に情報を書き込んでいく図式であり、視覚的に整理することができます。

一方、ナレッジグラフは、複数の要素をノードとエッジで結びつけて関係性を表すグラフ構造です

この辺りを作るのがSchool of Movement代表の朝倉さんが非常に上手くて、いつもパクらせていただいています。

指導の時もこういう考えは活きてきて、ムーブメントトレーニングでステップ教えるときに、
格闘技で前脚を踏み出す時
・相手の構えは相四つ、喧嘩四つ?
・上半身は開いてる、閉じてる?
・下半身はどっち向いてる?
・相手の内側、外側?
・相手の斜め、真っすぐ?
・つま先は内側、外側?
その他
全部ステップ変わってくるので取捨選択しつつ選手の個性に合わせて組んでいきます。

最後に

また書きますが、有益な情報はタダでないことが多いです。より深く知りたい方は有料サイト入るかセミナーや講義を受けましょう。

手前みそですが、動きに関して学ぶムーブメントトレーニングに関しては当協会School of Movementが世界一だと自負してますので、少なからずアスリート指導に関わっている方には受講してほしいです。結局は筋トレしっかりしましょうと言われますからww


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?