noteを再開しますー「うまくいかない」不安に抗うための文章ー

「再開」って今までやっていたの?って感じだと思いますが、

実は大学生の頃、一瞬やってました。
そしてすぐにやめちゃいました笑

(以前の投稿は残しているので見て頂いたら分かるのですが、萬葉集とジャズスタンダードの歌詞を交互に現代語訳しています)
5つくらい投稿したっきり、何となく続かなかったのです…。

そして月日が流れて、そろそろまた何かしら書きたいな~と思ったので再開することにしました。
元旦というのも何かを始める節目としてちょうどいい気がしたので今日から始めます!(なんて安直!)

思えば昨年は、何かを生み出したいと思ってはいるものの、何らかの理由をつけて回避してしまった一年な気がします。

文章もしかり作曲も然り。

小さい頃は絵や詩を描いたり、小説を読み耽ったり、いつも何かに夢中で、ものすごく集中してやっていた気がするのにな。

今は何をしても気が散ってしまう。
すぐスマホを弄ってしまう。youtubeのしょうもない動画(基本的に短くてあんまり頭を使わないやつ)をなんとな~く見てしまう。

そして気づけば日が暮れて、あろうことか年も暮れてしまった。

そんな状態にモヤモヤしながら日々を過ごしていたところ、私は年末に2冊の本に出会いました。

『スマホ時代の哲学』(谷川嘉浩著, ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『限りある時間の使い方』(オリバー・バークマン著、高橋璃子訳, かんき出版)

この2冊は、自分が今まで執筆や作曲をやりたいと思っているのに、ずっとできなかった理由を教えてくれました。

自分は、「結果が分からない不安に耐える勇気」がなかった。

どういうことか。

つまり、時間をかけて作ったとしても、それが良い出来になるか分からないという不安や、作っている間も絶えずその不安を抱え続けなければならないということに耐える覚悟がなかったということです。

だって、ひとたびSNSを開けば、芸能人に限らず沢山の人が高クオリティのコンテンツをぽんぽん世の中に発信しているんですよ?しかも消費するのはものの数秒しかかからないんですよ?沢山ありすぎて消費すらされないものだってあるんですよ?

そんな世の中で、結果的にいい出来になるかどうかも分からないものと長時間対峙するなんてばかばかしいし苦痛で耐えられない!という訳です。

おまけに実行してしまったがゆえに、「自分には才能がない」なんていう知りたくもない事実を知ってしまう可能性もあるんです。時間をかけてやった結果がネガティブな現実なんてつらい・・・

つまるところ今風の言葉でいうと、創作は「タイパ最悪」なんですね!

そうやって私は「タイパ最悪苦痛」から逃れようとして、スマホ弄ったりショート動画見たりと刺激的なことにダラダラ身を浸してしまっていたのです。

しかし、思い出してみるのです。
まだ小さかった頃、誰に見せるでもなく、もちろんいいねをもらうためでもなく、日がな一日絵を描いていたあの幸福な時間を。

創作はタイパ最悪かもしれないけど、それ自体が幸福な時間なわけで、昔の自分はそれをやっていたんです。

だから今だってできるはず。というかやりたい。

ということで今年はやる!

自分の作ったものより優れているものが世の中にごまんとあるとしても、それが下手くその産物だったとしても、純粋にその時間を楽しむために何かを作ろうと思います。

その第一歩としてのnoteです。

この文章は、まず自分のために書いているので(公開型にしているのは継続するためです。「純粋な楽しみ」とか言ってるくせに公開するなんぞ矛盾の塊なのは百も承知ですが、そうしないと絶対やらないのでお許しください!!)、読んでもらってもらわなくても構いません。

でももしタイトルを見て読んでやってもいいかなと思うものがあれば読んでみてください。
下手くそが頑張ってるな~と思ってくれれば嬉しいです。

内容は雑多になります。
最近あったことや、読んだ本の感想、前やっていた歌詞の現代語訳もたまにやろうかなと思います。

それとせっかくなのでライブのスケジュールもここに上げたいと思います。(スケジュールをあげるという作業を取り入れることによって、定期的にnoteへログインするぞ!という算段。あと自分のブログみたいなものも欲しかった…笑)

これからどうぞよろしくお願いいたします。


あとがき
久々にうんうん唸りながら長文を書いた(書くのに4時間半かかりました)けど、やっぱりすごく楽しい!
そうなんだよ、やると楽しいんだよ。

これからもゆるゆると、けれど「うまくできない」という苦痛から目を逸らさず、うんうん唸りながらも書き続けられたらいいな。

あと作曲もやります。

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