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アパレル会社から特例子会社へ。パーソルダイバースのSVで感じた難しさとやりがい。【パーソルダイバースのお仕事#07】スーパーバイザー

「パーソルダイバースのお仕事」では、
自分らしくはたらく社員のインタビューを通じて、
パーソルダイバースの仕事を紹介します。

今回は、SV(スーパーバイザー、以下SV)のお仕事をピックアップします!

【SV】
パーソルダイバースのSVとは、事務スタッフのマネジメントや業務管理を幅広く行う職種です。
具体的な業務としては、スタッフ一人ひとりの障害特性を把握したうえでの業務フォロー、体調管理を目的とした面談対応、ステップアップに向けた目標設定、業務フローやマニュアルの作成・改善、さらに受託元であるグループ会社との折衝・交渉など多岐にわたります。

障害者支援だけでなく、ビジネスパーソンとしての高いスキルも求められる、チャレンジしがいのある仕事です。

パーソルダイバース採用サイト

受託サービス第1本部で活躍されているH.Nさんにお話を伺いました。

受託サービス第1本部で活躍されているH.Nさん

<プロフィール>
【所属】受託サービス第1本部 PHD&SOL受託事業部
【入社時期】2022 年 6月
【仕事】
パーソルダイバースの受託サービスのうち、ファシリティサポートチームにてパーソルグループの入居施設の管理サポートを行っています。 現在は、オフィスの清掃業務やサポートデスク業務の運営とメンバーのマネジメントをしています。



これまでのキャリア

・H.Nさんの今までのキャリアについて、教えていただけますか?

大学卒業後、2013年に新卒でエンターテイメント事業の会社に入社し、店長経験を含めマネジメント職に約4年間従事しました。
その後、結婚を機に全国転勤のないアパレル会社へ転職し、こちらでもマネジメント職を約5年間行いました。
その間に子どもが生まれ、家族との時間を大切にしたいという思いと、これまでの経験を活かし人の役に立つ仕事をしたいという気持ちがあり、パーソルダイバースへの入社を決めました。

ー入社のきっかけ

・これまでとは全く違う業界ですが、パーソルダイバースに入社したいと思ったきっかけは?

学生時代からサービス業に従事していましたが、だんだんと自分が本当にやりたいことは何かを考え始めるようになりました。
そんな時に、学生時代に病気で亡くした父のことを思い出したのがきっかけでした。
父は、病気に罹ってから当時勤めていた会社を退職し、その後も病気が理由で就職がうまくいかず、辛い経験をしていました。
その姿を思い出し、様々な理由から就労に制約があり、父と同じように辛い思いをしている人をサポートしたいと思うようになりました

そのタイミングで、転職エージェントからパーソルチャレンジ(現パーソルダイバース)を紹介していただき、多くの人にはたらく機会を提供している会社だと感じたと同時に、ミッションステートメントに強く共感しました。

異業種への転職ではありましたが、これまでマネジメントとして培ってきた経験を活かせると考え、思い切って挑戦することに決めました。

仕事について

ーSVの仕事

現在はどんな仕事をしていますか?

私の所属する受託サービス第1本部では、グループ会社からアウトソーシングで業務を受託しています。
様々な業務がありますが、ファシリティサポートチームでは、施設の管理サポートを行っており、オフィス清掃やサポートデスクの運営など、本来はお客様が行うような業務を代行しています。

例えば、約10拠点のグループ会社のオフィス内清掃や、備品の補充・共有部の設備管理といったオフィス管理業務、宅急便や社内便の発送・受け取り、カウンターでの問い合わせ対応や器材貸出などのサポートデスクの仕事があります。

SVは、チームリーダー/サブリーダーとして、お客様からの問い合わせ対応、契約手続きや月末の納品報告をふくめた運営管理と、メンバーマネジメントの役割も担っています。

特に、清掃メンバーは社用PCの貸与がありません。
そのため、毎月1回の健康面談や、ストレスチェック・定期健康診断・勤怠管理等の事務処理においても、代理で対応して遅延が起きないように徹底しています。
もちろん、お客様への毎月の業務報告も絶対に遅延しないよう管理しています。

オフィスの清掃や蛍光灯の交換、備品の交換もオフィスサポートチームの仕事です。

ー仕事のミッションとやりがい

・この仕事のミッションを教えてください。

受託サービス第1本部では、お客様となるパーソルグループ各社の期待に応え、困り事を吸い上げながらノンコア業務を巻き取ることで、お客様が事業のコア業務に専念できるようにサポートすることが一番のミッションです。

・H.Nさんが感じる、この仕事のやりがいは?

各拠点を巡回した時に、「〇〇さんがいつも一生懸命に清掃してくれるので助かっています」といった、お客様からチームのメンバーに対する感謝の言葉をいただくと、自分自身のやりがいにも繋がります。

また、メンバーから「楽しく仕事ができるようになりました」「今の仕事を今後も続けていきたいです」という前向きな言葉をもらえると率直に嬉しいです。
他にも、メンバーが今まで出来なかった業務ができるようになり、生き生きと楽しそうに働いている姿を見ると、やりがいのある仕事だなと感じますね。

ー大切にしていること

・仕事で大切にしていることは何ですか?

一番は、メンバーとのコミュニケーションです。
“まずは受け入れる姿勢”を大切にしています。他の人から見たら甘えに見えてしまうことでも、否定をせずにまずは話を聞くようにしています。
例えば、「あなたはこう思っているけど、僕はこう思うよ。その上でどう思う?」というように、対話をしながら良い方向へ導くよう努力しています。

また、配慮事項をしっかりと理解して徹底する事も大切にしています。
一緒にはたらくメンバーにはそれぞれ配慮事項があり、その内容は様々です。
配慮事項とは、障害の特性によって業務面やコミュニケーションにおいて気を付けるポイントのことで、例えば右半身の機能障害がある人の場合は、重たい荷物を持たせるような業務はさせない等、一人ひとりの配慮事項をきちんと理解し、100%守ることを常に意識しています。

サポートデスクでは器材貸し出しや宅配便・社内便の貸出対応をしています。

パーソルダイバースの魅力

ーパーソルダイバースの魅力

この会社の魅力はどんなところですか?

自分がやりたいと思ったことを実現できるところが魅力です。
前職では、ルールに沿って仕事を進める形でしたが、パーソルダイバースではいちから業務フローやマニュアルを自分で考えて実現させることができます。
大変な部分ではありますが、自身が考えて行動したものが結果に繋がると、感謝の言葉をいただく機会も増えますし、やりがいを感じます。

また、一緒にはたらく社員も魅力に感じています。優しい人が多いですね。
前職は体育会系で、トップダウン気質が強くありましたが、パーソルダイバースは全くそういったことがなく、分からないことがあれば安心して聞ける環境があります。
ゼネラルマネージャーやマネージャーと等、どの役職に就いている方でも謙虚な方が多く、「なんでも聞いていいよ」と、質問しやすい空気を作ってくれています。

あとは、部署や仕事にもよりますが、シフト制ではなく、土日祝日や年末年始・夏季休暇もしっかりお休みが取れるので、家族と過ごす時間も大切にできるところも個人的には魅力だと感じています。
育児や介護に利用できる特別休暇があるなど福利厚生が充実している点もとてもありがたく感じています。

ー大変なことや課題

この仕事の大変なこと、課題感はありますか?

新入社員の育成や、業務フロー変更があった時など、新しいことをレクチャーする時になかなか伝わらずに苦戦することはあります。
メンバーそれぞれで理解スピードや覚えやすい方法は異なるので、1~2回の説明では理解できない場合は何度でも説明をしますし、その方に合った専用マニュアルを作成する等、色々と工夫をしています。

また、これまではサービス業に従事し、お客様とも対面でやり取りすることが多かったのですが、パーソルダイバースではお客様が一般消費者からグループ会社の方に変わり、メールでのコミュニケーションも増え、知らないビジネス用語が行き交う環境に苦労しました。

前職ではPCは使用していたものの、メールでやり取りすることが少なく、簡単な事務作業しかできなかったので慣れるまでは大変でしたね。
業務柄、事務連絡でパーソルダイバース全社員へ発信することもあるため、伝え方や文書の作り方を一から勉強し直しました。

オフィス設備関連で全社員にメール発信することもあり、伝わりやすい文章で伝え方も工夫しています

ーこの仕事に向いている人、向いていない人

・一緒にはたらきたい人のイメージや、この仕事への向き不向きはありますか?

モチベーションが高くて行動力がある方と一緒にはたらきたいですね。
メンバーのモチベーションが低下してしまう時もあるので、自分自身が高いモチベーションを維持していると、周囲も勇気づけられると思います。
チームやメンバーが成長していくために、「こういう目標はどう?」「チームとしてこういうことをやっていこうと思うけどどう?」と自らメンバーに働きかけないといけない場面があるため、やりたいことをどんどん発信して行動に移せる方がSVとしていてくれると心強いです。
逆に、受け身であったり、自分自身のモチベーション管理ができない人は大変さがあると思います。
時には、本当にこれであっているのかと悩んでしまうこともありますが、そんな時は上司と相談しながらマネジメントをしていますので、受け身にならず積極的に意見を伝えてくれる方だと頼もしいですね。

また、何か依頼や提案を行う際に、ロジカルに話ができない方は向いていないかもしれません。
なぜやらなくてはならないのかという理由を的確に話せないと、相手の納得感を得られないことや、説明がわかりにくいと相手が不安に感じてしまうこともあるためです。
日々の仕事においても、安心してメンバーが取り組めるよう、丁寧に・ロジカルに説明することを意識しています。

必要なスキル・知識で言うと、PCスキルはある程度必要だと思います。
お客様との日々のメールでのやり取りもそうですが、業務マニュアル作成や納品報告書作成等で使用するExcel、Word、PowerPointの基本的な操作は最低限習得しておく必要があります。

また、マネジメント経験があると業務がやりやすいと感じます。
ゼロからのスタートだと壁に当たることも多いと思うので、人・モノ・金に関する知識や管理する経験は必要な要素だと思います。

今後のキャリア

ーSVのキャリア

役職を上げていきマネジメント経験を積んでいく方も多いですね。
個人の頑張りと評価に応じて、「サブリーダー」→「チームリーダー」…とステップアップしていくことができます。
その他、別部署への異動によってスキルの幅を広げていく方もいます。受託サービス第1本部に、異動を希望する人も多いです。マネジメントとしてキャリアを積んでいくのか、別部署へ異動をするのか、様々なキャリア選択ができます。

H.Nさんの今後のキャリアビジョンは?

私自身は、元々マネジメントに興味があったわけではなく、新しいことにチャレンジをしたいという思いが強かったのですが、新卒で入社した会社でマネジメントを経験させてもらい、その面白さや自分に向いていることに気付き、これまでマネジメントに関わってきました。
今後も、メンバーのサポートをしていきたいと考えているので、グループリーダー、マネージャーといった、マネジメントのキャリアを目指していきたいと思っています。

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