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"Shotgun King: The Final Checkmate"ゲームレビュー

※本記事は攻略記事ではございません、あしからず。
※画像は英語版だが日本語対応済み



・どんなゲーム?


本作品のジャンルは

”ボードゲーム” だと思う…

「だと思う」と言っているがこのゲーム、チェスがベースのゲームなのだが、どうも様子がおかしい。
ホントにチェスと捉えて良いものかどうか…

ともかくどのようにおかしいかは次の章で紹介するぞ。


悪そうな顔してるなぁ

・特徴


本作品の大きな特徴として

"キングがショットガンを携えてる"という特徴がある。
それも代々受け継がれてきた"王家のショットガン"


チェスにショットガン?なんで?
(そんな細かい事を気にしていても進まないので次に行くぞ!)


事の経緯はこうだ

 ・暴虐を尽くした王に対し、仕えた兵士は全員敵国に寝返ってしまった
 ・一人になった王は残された王家のショットガンで応戦
 ・寝返った兵士もろとも全員ブッ飛ばしてやる‼

こんな感じ。
主人公はショットガンを持った黒のキングを操作することになる。
(実はショットガン以外の武器も存在する)


全員ぶっ飛ばしたるで‼



‣ゲームシステム


ゲームシステムではローグライク的要素が含まれる。
各フロアをクリアし、自身を強化、やられたらまた最初から。

なにより一般的なローグライクと似ているが大きく違うのは

自分と相手が同時に強化される

という所。

フロアをクリアすると黒と白のカードを獲得できる。

カードは黒&白で1セット
複数の選択肢から選ぶことができる

黒は自分、白は相手が強くなる
考えずに自分ばかり強化していると、後々相手の強さが手に負えなくなる。

自分を強化するか、相手を弱らせるかの判断がとても重要。

ラッパ銃 のカード
拡散率+30% 火力+2
徴兵 のカード
5ターンごとにポーンを1つ追加

カードの種類がたくさんあってビルドを考えるのが楽しい!


‣ショットガン

中にはカードで強化するのにショットガンの項目がある。
ショットガンは
 ・火力
 ・射程
 ・拡散率
 ・弾薬数

の要素があり、自分の好きなように強化できる。

お気に入りの スコープ のカード
拡散率が下がり火力が上がる、使用感はさながらスナイパーライフル。
10ターンごとに火力+1
火力こそ正義!


「チェスのルールとか定石なんて知らないよ!」

という人もいるだろうが大丈夫。

動かせる範囲や危険エリアは可視化されており、間違えて選択した際に無かったことにできるシステムもある為、トライ&エラーがしやすい
(自分もルール知らない人だから安心してくれ!)

だが

「自分はチェス得意やから余裕~」

という人もいるだろう。
逆にそういった人は慎重にプレイする必要がある。

普段通りにやっているといつの間にかピンチな状況に追い込まれることも。
ショットガンを活用した新たな戦略では正しいと思った行動が命取りになることも。
本作品ではこういった風変わりなチェスが楽しめる。

俺は許そう、だがコイツが許すかな!



・良い所&悪い所


さて本作品の特徴を出していったわけだが全て良かったわけじゃない
今度は良い所、悪い所について書いていく。

+良い所

・普段とは違うチェスを楽しめる
・ビルドの幅が広い!構築を考えるのが楽しい
・チェスに詳しくない人でも楽しめる

+悪い所

・ボリュームは控えめ
・一プレイ辺りの時間が少し長め、じっくり遊ぶ人向け
・一人プレイのみで対人戦は無い 


白側の見た目がかわいい


・一言まとめ

最後に一言でまとめると

「チェスを使用した、かなり尖った戦略ゲー」

どう考えたらチェスにショットガンを取り入れようと思ったのか疑問だが
そのショットガンが要素としてかなり面白い。
ローグライク的要素のおかげで毎試合違った展開が楽しめる。

考えるのが好きな人には是非とも遊んでみてほしい。


やっぱかわいくねぇわ

・あとがき

ここまで読んでくださりありがとうございます。
「Shotgun King: The Final Checkmate」の魅力が伝わったら幸いです。

チェスなんて一度もやった事の無い自分でも楽しめる内容であり
「むしろチェス知らない人にオススメしたい!」
と思えるようなゲームでした。

チェスの定石なんて知らない自分は火力を上げまくったショットガンで
敵をなぎ倒していくのが爽快で楽しかったです。
最後に印象的だったカードを紹介して今回は〆ようと思います。


盤面の端にいると火力+2
背水の陣構築が好きだった


王の肩
近くの駒をぶん投げれる!そのまま場外にドロップアウトもできちゃう!

嫌いだったカード

王の宮廷
ナイト+2 ビショップ+1 ルーク+1 駒のスピード-1
相手の駒増えすぎ

本記事では全ての要素を紹介出来なかった為、他の要素が気になった方は是非遊んでみて下さい。


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