見出し画像

大事なものを捨てる覚悟は本当にあるのだろうか

退職届が受理され、来月いっぱいで会社を退職する事が正式に決まりました。

3年勤めた会社。ベテラン社員から見ればたったの3年、されど3年。
新卒で配属され初めて東北に移り住んだ2017年の初夏。
以来、毎日仕事のことばかり考えて必死にやってきたつもりです。
嫌な思いしたこともいっぱいあったはずだけど、
そうするうちに築きあげた大切なものもたくさんあります。
友達とも家族とも違う間柄だけど、毎日一緒にいて、3年間かけて「仲間」にしてもらった。
色んな人に応援されながら3年間やってきました。

まだまだ普通に仕事しちゃってて、現実味がなくて、
自分で決めたことなのに、辞めるという事実を整理しきれていない私もいます。
上司や同僚に優しくされると言いようのない寂しさを感じます。
不満だってあったけど、優しさや思いやりもたくさん浴びてきていて、それをとてもよく知っているから、本当に失う覚悟ができているのかわかりません。

でも、どれだけ時間をかけても覚悟はできないのかもしれません
一方で、大学院に行くことを諦めることもできない
だから、振り向きたくなるけど淡々と足を前に進めることしかできないだろうと思います。

別れが悲しいというのは、ある意味では本当にありがたいことです。
最初に配属されて働き始めたときには、夢にも思いませんでした。
感謝しながら、あと1ヶ月間、後悔の無いように駆け抜けます。

そしてその先の道のりで精一杯頑張って、
この選択が正解だったと言い切れるようになりたい。
そしてそのことをいつか上司や同僚に理解してもらえるような結果を出したいと思います。
今の自分が言える最大限は、ここまでしかないのだと思います。


(写真:2019年12月、仙台市定禅寺通にて撮影)

気にいって頂けたらポチッとしてもらえると嬉しいです。