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入院しました vol.5

このnoteは自分の備忘録としてのコロナ禍の入院記録です。

前回のノート

検査するか否かの決断

退院予定の4日前の朝、主治医の先生が病室に。

先生「井上さん、経過も良さそうなので、来週月曜日に検査をして、問題なければ火曜日に退院しましょうか?」

井上「検査というのは、大腸を見るための内視鏡検査ですよね?」

先生「そうですよ」

井上「子供みたいなわがままを言いますと、検査にトラウマまではいかないですが、恐怖を感じておりまして…

一番最初に受けた検査が、あまりにも痛すぎて
エイリアン👽👾が、大腸に侵入してるのかというぐらい、痛くて、気持ち悪くて、のたうち回りました。

大きなポリープがあり、そこの病院では、内視鏡検査での摘出が難しいので、切開手術も検討したいと、衝撃の話をされまして。」

先生「それで、どうなったのですか?」

井上「私がLINE関係の仕事をやってるのですが、ちょうどそのタイミングで、とあるクリニックのLINEのお手伝いしてるときに、そのクリニックのホームページをみたところ、内視鏡検査と日帰り手術が出来るのかと知りました。」

2回目の検査をした大人気クリニック

そちらのクリニックは実は名医らしくで、実は予約もなかなか取れないクリニックだったのですが、たまたま仕事で、クリニックの院長とお話ししたら、『私でしたら、もしかしたら、切開しなくても、内視鏡で摘出出来ますよ。それも日帰りで。予約優先しますよ』と、力強いお言葉をいただき、予約を取りました。」

先生「それで、どうなりましたか?」

井上「恐る恐る人生2回目の大腸内視鏡検査の日になりました。検査が始まり、『開始しますね』と先生の声がしたと思ったら、感覚的には直ぐに『井上さーん!終わりましたよ』と、目覚めたら、全て終了してました。
なんと、大きなポリープも摘出できたようでした。特殊な止血方法で、血も止める事ができたようでした。」

先生「それは、何センチぐらいでしたか?」

井上「どのくらいとは、覚えてないのですが、通常の病院だと、ポリープを取ると出血が止まらない大きさといっておられました。」

先生「それは、ラッキーでしたね!よかったですね。ちなみに、うちも、かなり内視鏡検査は数多くやっているので、そのような感じに、起きたら終わった的な感じには出来ますよ。個人差はありますが」

井上「実は、入院して2回目のクリニックの先生と相談しており、検査はそこでお願いしようと思っていたのですが、その主治医の先生の言葉を信じまして、お願いします!」

先生「わかりました!では、私が担当する様にしますね」

井上「ご配慮いただきありがとうございます😭」

という事で、検査が決定しました。
(まあ、ビビりな自分の話しでした)

退院前日の内視鏡検査

退院の最終試験的な、内視鏡検査の日がやってきた。
以前2回ほど、大腸検査した事あるが、早朝から地獄のムーベンという下剤2リッターを2、3時間かけて飲んでいき、全て出し切るという荒修行的な感じ。

下剤のムーベン


最初は、3杯目まで、180ml15/でゆっくり飲んでいき、その後は、10/のペースで飲んでゆく。
ゆっくりと消化されていき、どんどんきれいになる。
看護師さんのトイレチェック試験がある。

試験判定は、混ざり物なしの状態でやっとオッケーという条件(お食事時の方すいません)。 
かなり恥ずかしいが、3度目のチェックで、一次試験をやっと合格となる。

内視鏡検査へ

いよいよ、2次試験の大腸をチェックする内視鏡検査
お尻あたりに穴が空いている紙パンツに履き替え、検査ベッドに横になる。
先生の自信に満ち溢れた笑顔で、「井上さん、すぐ終わりますので、頑張りましょー」とお声がけしてくれた。

そして、点滴注射をして、そこから、注射を入れた途端に、パッと目が覚めて、「井上さん、終わりましたよー」
でも、少しだけ、痛い夢みたいなものを見てた感覚は、少しありながらも、一瞬で、タイムスリップした感じでした。
寝てたというより、未来へ時間移動した感覚

検査結果

ぽやっとした感じで検査終了後に、先生に無理に結果を聞いたところ、

先生「大丈夫でした!綺麗でしたよ。問題なしです
ただ少し、大腸の憩室炎が起こっていたあたりが、白くなってました。
でも、大丈夫そうです。
他もポリープなどもなかったです。
明日あたまが、はっきりしてるときに、改めて伝えますね」

井上「ありがとうございまふ」

夢見心地で、言葉もなんとか、話せた感じでした。

退院当日

翌日、朝に主治医ではない先生が来られて、

先生「井上さん、おめでとうございます
本日退院ですよ!
検査も問題ありませんでした。
大腸の憩室は、結構あるそうなので、今後お腹が痛くなったら、迷わず入院してください。
憩室炎が悪化して、膿んだり、穴が開くと、バイ菌などが内臓に、流れ込み、大変なことになります。
場合によっては大手術になり、人口肛門なども作らないといけない状態になります。」

井上「予防の方法はありますか?」

先生「便秘しない事ですね」

井上「私は快便なのですが」

先生「まあ、健康的な生活を送るが何事も大事ですね。あとは、免疫を落とさない」

井上「わかりました。より健康的な生活に挑みます」

引用 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/03-消化器の病気/憩室の病気/憩室炎


退院の時

いよいよ退院の時がきた。
精算をして、結構な金額にびっくりしながら、お世話になった看護師さんなどに挨拶。
お部屋のチェックをしてもらい、無事退院!

お世話になった病室


最後に

この度、1年ぶりに入院することになり、健康の大事さと、穴が開くときに、仕事で支えてもらえる会社の仲間の方たちへの感謝医療従事者の方々の凄さと感謝
そして、家族の支えのありがたさをしみじみ感じます。

そして、こういう起点で、いつも思うのが
人生を振り返り、時間と命の有限であるため、自分の真の役割を考え、未来にのこしていける活動をしていきたいと強くおもいます! 

終わり

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