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アロマテラピーの歴史〜ソロモン王が愛したレバノン杉編〜

こんにちは!アロマ心理学開発者大島鶴枝です。

今回は、ユダヤ教のモーゼの十戒が書かれた石板を納める神殿(ソロモンの神殿)を建設したイスラエルの王ソロモンとアロマテラピーの逸話をまとめてお伝えしたいと思います。

ソロモン王とは?

ソロモン王(座位:B.C960年からB.C925年)は、カナンの地をゴリアテを倒して奪い取ったダビデ王の息子でありイスラエルを繁栄させた王です。

ソロモンの時代が、イスラエルが最も栄えた時代とも言われています。

アロマテラピーの歴史〜ユダヤ教の歴史と香り〜https://note.com/petit777/n/n6063a51343a0

神から『知恵』をもらったことで、イスラエルを繁栄させたその逸話の中には、アロマテラピーを抽出する植物がたくさん登場するのです。

レバノン杉(ヒマラヤスギ)

香りが高く、材質は堅く、腐りにくい。

森林の香りの成分でリラックスや神聖な気持ちにさせてくれるαーピネンや鬱滞除去作用のあるβヒマカレンなど、効果効能の高い精油成分を含んでいます。

エゼキエル書31章3-8節(主にイスラエルの民の中に遊牧民が使っていたヘブライ語で書かれた旧約聖書の書物の一つ)には、レバノン杉の素晴らしさが下記のように書かれている

見よ、あなたは糸杉(サイプレス)レバノンの杉だ。
その枝は、美しく豊かな陰をつくり
丈は高く、梢は雲間に届いた。
水がそれを育て、淵がそれを大きくした。
水路は全ての木に水を送った。
その丈は、全ての木より高くなり
豊かに注ぐ水のゆえに
大枝は茂り、若枝は伸びた。
大枝には空の全ての鳥が巣を作り
若枝の下では全ての獣が子を産み
多くの国民が皆、その木陰に住んだ。
丈は高く、枝は長く伸びて美しかった。
豊かな水に根を下ろしていたからだ。
神の園の杉もこれに及ばず
縦の木も、その大枝に比べえず
すずかけの木もその若枝と競いえず
神の園のどの木も美しさを比べえなかった。

〜エゼキエル書31章3-8節〜

メソポタミア神話に出てくる森の神フンババの怒りの原因

現存する最古の叙事詩『ギルガメッシュ叙事詩』には、ウルクの王ギルガメッシュがエンキドゥと一緒に、森の神フンババを退治し、森を征服したことから森林破壊が起こったと言われています。

実は、現在の環境破壊の始まりでもあったと言われているのです。

現在の北シリアに存在したエブラ王国(B.C3千世紀後半、B.C2千世紀前半年)がまさに、その舞台です。

B.C2250年ごろ、突然アッカドの王サルゴンと、その孫ナラム・シンに滅ぼされたのは、エブラ王国に豊富な森林資源があったから。

メソポタミア南部に位置するアッカドには、森林がなく、神殿の建築剤、船の材料などが必要となったことから、エブラ王国は滅ぼされたとあり、エブラ王国の神殿には、大量のレバノン杉が使用されていたことから

アッカドの王が、レバノン杉目当てに、侵略したのではないかと言われています。

つまり、メソポタミア神話に例えると、

主人公であるギルガメッシュとエンキドゥは、アッカドの王サルゴンとその孫ナラム・シン。

森の神フンババは、エブラ王国ということになります。

イスラエルの王ソロモンとはなんの関係もない話に見えると思いますが、実は、ここが繋がってくるのです。

旧約聖書に書かれているアダム、ハブ(イヴのこと)アブラマ(アブラハムのこと)ミカエル、ダビデなど、これらは、エブラ語で書かれているものと同じなのです。

つまり、最古の叙事詩であるメソポタミア神話に登場するギルガメッシュ叙事詩から、ユダヤ教の旧約聖書へと繋がって、伝承されていたということになり

ここでメソポタミア神話が旧約聖書に関係しているということがわかったのです。

そして、このエブラ王国で使われていたヒマラヤスギを使って、ソロモン王は、モーゼの十戒が書かれた石板を納める神殿を建築するのです。

ソロモンの神殿

ソロモン王は、毎年ティルス(レバノン南西部、地中海に面する都市遺跡で現在は世界遺産)の王(ヒラム)に、小麦やオリーブを提供する代わりに、レバノン杉を送るように手配している言われています。

列王記(5章24-28節)では

こうしてヒラムは、ソロモンの望み通り、レバノン杉と糸杉の木材を提供し、ソロモンはヒラムに食料として、小麦2マンコルと、純粋なオリーブオイル20コルを提供した

と書かれています。

列王記6章15節では

彼は神殿の内壁を床から天井、壁面までレバノン杉の板で仕上げ、内部を木材で覆った。神殿の床にも糸杉の板を張り詰めた

とあります。

レバノン杉と並んで糸杉(サイプレス)もソロモンの神殿を建築する重要な材料として使われていたのですね。

人的な環境破壊

旧約聖書や神話上の植物の歴史を見ていくと、今現在にもつながる人的な環境破壊問題に繋がりがあるなあと感じます。

ギルガメッシュ叙事詩で、エンキドゥは、元々は、ギルガメッシュに対抗するために神が使わした勇猛果敢な戦士でした。

横暴を働き、神の意思に反いたギルガメッシュに、エンキドゥが手名付けられ、それによって、何も悪くない森の神フンババを倒すということで、森林破壊が起きたのも、

全ては人間が犯した罪から、現代まで続く環境破壊問題につながっていると感じるのです。

アロマテラピーは、植物の恵み、大地の恵みです。

メソポタミア神話から、エジプト神話、ギリシャ神話の多神教の神々が誕生させたいくつもの植物。

その神聖な植物のエッセンスを、今なお、私たち人間は、商用的な目的で、乱獲し、伐採し、いくつものメーカーが、質の悪い悪品質な精油を生み出している。

それによって、フランキンセンス(乳香)は、準絶滅危惧種、ローズウッドは長年にわたる伐採によって、ウッド(木)が育たず、ある年では、木の精油ではなく葉の精油として、代替えしなければいけないという事態がありました。

植物は、自らの身を守るために、芳香成分を作り出します。

その芳香成分は、神がくれた恵そのものです。

エデンの園を追放された人間の罪との戦いは、知恵を授かったことで、エゴ(自我)との戦いが始まったことによるもの・・・。

もし、植物に感謝し、人間が環境問題と向き合い、動植物と共に生きることができたなら・・・。

心の苦しみやエゴとの戦いにやっと終末を迎えることができるのかもしれません。

人間の罪深い歴史を見ると、その時が来るのは、まだまだ先・・・。

さまざまな環境問題を人の手で、解決することができたその時に、やっと神から許される時がくるのかもしれません。

お読みいただきましてありがとうございました。

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https://petit-bon-aroma.com/guidebook/


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