俯瞰で見たピラミッドは四角い

私たちは、「ピラミッドフィルム クアドラ（以下：クアドラ）」という、少し長い社名の会社です。

ピラミッドフィルムという老舗のTVCMプロダクションの中にあったデジタル部という部署から、世の中のWebブームの流れに乗って分社化されるかたちで2007年に生まれました。

ピラミッドは三角形ですが、視点を変え、上空から俯瞰視してみると四角形に見える。そうやって「視点を変えて対応フィールドを拡張する」という意味を込めて、四角を意味する「QUADRA（クアドラ）」を社名にしています。

デジタルクリエイティブをワンストップで

クアドラは、企業・自治体・団体などの皆様の課題解決や価値創造をデジタルクリエイティブによってワンストップで対応することを得意としています。
と日々説明させていただいているのですが、「デジタルクリエイティブ」や「ワンストップ」が抽象的でわかりにくいと思うので、もう少し噛み砕いて説明させてください。

デジタルクリエイティブ
「クリエイティブ」の包括する領域は、物を売るためのプロモーションに限らず、社会や時代に問題を提起する現代アート的な役割や、持続性のあるサービスやビジネスソリューションの開発まで多岐にわたります。

その実現のためにクアドラでは、メタバースやSNSなどの「プラットフォーム（コミュニケーション文脈）としてのデジタル」と、ドローンや生体センサーなどの「テクノロジー（技術的文脈）としてのデジタル」を必要に応じて使い分けています。

ワンストップ
企画立案から制作ディレクション、さらにはデザイン、開発、納品、運用まで、首尾一貫で対応できる体制を整えています。もちろん制作物の内容によっては、社外の優秀なクリエイターと協力することも。

3つのWORK

クアドラは、受託案件のみを請け負う一般的な広告プロダクションとは違い、以下の3つのWORKに取り組んでいます。

CLIENT WORK
課題解決や価値創造のために、キャンペーンサイトやブランドサイト、Webムービーの制作から、IoTデバイスや体験装置、Appの開発に至るまで、デジタル領域における企画立案から運用までを幅広く請け負います。

OWNED WORK
「デジタル × クリエイティブ」の知見と技術を活かし、自社のメンバーだけでオリジナルの価値創造をします。
制作した作品の一部は、こちらのマガジンで読めます。

PROTOTYPE
日々進化するデジタルテクノロジーを社会にどう活用できるか。その研究として、スピード優先の技術デモ=プロトタイプとして定期的に開発します。日常的に手を動かしながらトライ&エラーの実証を続けることで、「CLIENT WORK」「OWNED WORK」に知見や技術を反映しています。
制作したプロトタイプの生産過程などは、こちらのマガジンで読めます。

6つのチーム

企画から開発までワンストップで実行するために、様々な能力を持った6つのチームを編成。ものづくりの流れに沿った各分野のプロフェッショナルが、ワンフロアに肩を並べて存在していることで、強力なシナジーを生み出しています。

ACCOUNT TEAM
顧客の課題をヒアリングし、最適なアサインと手法を提案するプロデューサーと、プロジェクト全体の進行・予算を管理するプロジェクトマネージャーが所属。各所の交渉、折衝、調整を綿密に行うことで、プロジェクトの効果を最大化させます。

DIRECTION TEAM
課題解決や価値創造など、目的に合わせた企画立案と制作ディレクションを行うチーム。デジタルを活用したアイデアとクリエイティブで、クオリティの高いユーザー体験を多種多様に創出します。

DESIGN TEAM
アートディレクション、WEBサイト / アプリケーションのUI設計、新開発プロダクトのモックアップデザインなど、デジタルコンテンツを中心に多種多様なクリエイティブ領域でデザインを担当するチームです。

TECHNICAL TEAM
フロントエンド・バックエンド問わず、最適なテクニカルソリューションを提供する開発チーム。提案時におけるフィジビリティチェックを含め、進化するデジタルクリエイティブに対応したテクニカルディレクションを行います。

PROTOTYPE TEAM
テクノロジーを幅広く駆使し、プロトタイプの制作を行うチーム。XR、デバイス、体験型といった最新のデジタルクリエイティブへのフィジビリティチェックや、テクニカルディレクションも担当しています。

BACKOFFICE TEAM
制作スタッフのサポートを行うチームです。業務範囲は総務・労務・人事採用・法務・広報・経理・システムと多岐にわたり、働きやすい会社にするために、主に社内課題を解決しています。

国内外で評価される実績

特殊な業務領域とチーム体制だからこそ成しえるクリエイティブは、ありがたいことに国内外で評価いただいています。

また、海外のクリエイティブアワードの中でも、フランスのCannes Lions(カンヌライオンズ)やタイのADFEST(アドフェスト)には、会社から視察メンバーが例年赴き、世界最新のクリエイティブ事情をリサーチ。その知見を自社でお力添えさせていただいたプロジェクトに活用しています。

一緒にデジタルクリエイションしましょう

簡単にですが、自社のことを紹介させていただきました。少しでも興味を持っていただけたら幸いです。何か困りごとを相談したい方も、一緒にものづくりがしたいと思った方も、まずはお気軽にお声がけください。

（この記事の内容は2022年6月11日時点での情報です）