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「豊嶋康子を詩に翻訳するワークショップ」を開催します

3月3日(日)東京都現代美術館にて、pH7によるワークショップを開催します。

 本ワークショップの企図は、豊嶋康子作品を短詩(五七五)に翻訳するという試みを通して、作品鑑賞に新たな次元を付け加えることである。作品から五七五を作るといっても、単純に作品の外見を描写するにとどまらないことが望ましい。理想をいえば、作品の構造と、短詩の構造とを、一致させることを目指したい(反転、反復など)。参加者には、段階を踏みつつ、いかに説明的でない詩を作れるかにチャレンジしてもらう。
 具体的には、まず鑑賞の時間を設け、外見や印象など作品から自由に言葉を引き出してメモをとる。続いて、そのメモをもとにひとまず五七五を埋める。それに対して講師がフィードバックし、説明的だったり直接的だったりする単語や表現を使わないで書いてみるように促す。参加者が徐々に、作品から離れた言葉を用いる感覚をつかめるよう工夫する。最終的には、完成した詩を読んでも、どの作品のことを指しているのかすぐにはわからないくらいの状態を目指す。
 詩が完成したら、全員でレビューを行う。その際、それぞれの詩がどの作品から着想を得たものかをクイズにして答えるという形式をとる。参加者自身によって、ほかの作品の解釈や自作の説明が自然に行われることになる。

企画書より

以下のホームページで詳細が発表されています。

都現美HPより

上記の通り、事前申込制ですが、空きがあれば当日でも参加できます。

奮ってご参加ください!

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