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ワクチン受けた

Covid-19のワクチン接種一回目やりました。

 打った直後は、ちょっと打ったところに違和感があるかなくらいだったんですけど、徐々に増す腕の痛み。24時間後には腕をおろしていても痛みがあって腫れてるし、ざわざわ寒気がしてきて、帰宅して体温計ったら38.0℃でした。わーお。 

 ひさびさにこんな高熱出しました。mRNA入れられただけでこんなしんどいんですか!!?って思いましたね。  
筋トレとかでもどこの筋肉が収縮しているか意識すると効果が全然違うと聞きます。わたしは最近、投与方法による薬物の体内動態の違いを学んだばかりだったので、効果出すぎてしまったんかな。  
まぁでもこれでちょっと感染の可能性が減って、医療従事者に負担がかからなくなったり、感染してんのに自宅を病床としてください、とか言われなくなるならいいか、という気持ちです。 

 一人暮らしなもので、咳をしても一人、熱が出ても一人だから、とりあえずこんな時のために買っておいたゼリー飲料飲んで、水のペットボトルを枕元に並べて横になりました。自分の面倒見れるわたしえらいねぇ。  
体は重たいし、ずっと寒気があって、今すぐにでも寝て意識を飛ばしたいのに、とにかく腕がいてぇから眠れねぇ!ってなかんじで、とりあえずアマゾンプライムでアニメを流してやろうと適当に再生。重い映画なんて見てる余裕ないですから、幸せなアニメがいいと思ったんです。そのアニメがことのほか面白くて、なんならちょっと泣いちゃった。『かげきしょうじょ!!』って漫画原作のやつです。漢字に直すと「歌劇少女」。「紅華歌劇団」という女性のみで構成される歌劇団(明らかに宝塚)のスターになるべく、年齢や出生の異なる少女が頑張る話です。 

 女の子が主人公のスラムダンクってかんじなんですけど、登場人物の背景が結構濃ゆいんですよね。だから登場人物たちの精神的追い詰められ方にもリアリティがあります。  
主要の二人は歌舞伎の花形になりたかったけど、女であるためにその道を断念せざるを得なかった明るい下町少女と、あることを切っ掛けに男性不振になっちゃったクールな元アイドル。この二人の関係値が割とツボで。こう、クールなほうは愛情の表現法を知らないために表に出せないけど、実は明るい女の子にクソでか感情を募らせているというのが性癖に刺さります、ほんとごめんなさい。

『ガラスの仮面』という超大作が芸能もの少女漫画にはありますが、その型を踏襲しつつ、女の子同士の関係性のフラットかつカラッと感はすごく現代的な感じがして大変面白いです。まぁまだ始まったばっかりなんで変わってくるかもですが。 

 バレエとかアイドルとかもそうなんですけど、一番面白いのは、レッスン風景とか舞台に上がるまでのドキュメンタリー映像なんですよね。それ見ちゃうともはや本番はおまけでしかないというか。

 なんか、生活に関わる器とか服とかもそうですけど、それに込められている思いを知ると何かと愛してしまいがちじゃないですか。それを人間でやられたら、その人間に対してクソでか感情抱いてしまうのが世の常です。『かげきしょうじょ!!』はそこのところをうまいことアニメ化している感じなので、私の趣向とあっているんだと思います。 

 世はなつやすみ〜な感じですが、何やら不穏な空気も漂っていて、浮かれポンチにはなれなそうですね。最高の味付けのパスタがつくれるとか、素敵なピアスを見つけられるとか、そいうことが皆さんの夏にあることを願ってます。

もし気に入ってくださって、気が向いたら、活動の糧になりますのでよろしくお願いします。