最近、AIの急速な発展とメタバースとの融合が注目を集めています。私も最近、メタバースに"引っ越し"をしました。線維筋痛症の再発でリアルな生活に影響が出ていた時、友達にVRchatを勧められて、そこで感じた面白さと可能性が、AI技術と組み合わせればどうなるかと考えさせられました。大学生であり、アマチュアの生化学者として、私は肉体という限界を超えた新しい体験を創出する方法を考えています。特に、触覚や嗅覚、性的感覚などの感覚を、精神活性物質（NPS）で強化できないかと思案中です。

確かに、メチルフェニデートやデキサンフェタミン、メタンフェタミンなど、一部の薬物は医療用に使われています。海外では、PTSD治療にMDMAが使われるなど、研究は活発に進んでいます。しかし、NPSの依存性や毒性も問題です。リアルとMR（混合現実）の世界で同じような体験を再現するには、幻覚剤のような知覚増強剤が有効だと思いますが、NMDA拮抗薬のようなものは、副作用があるため、MR世界では向いていないかもしれません。

日本では、老化や肉体、認知神経の制限を超えることによって、電脳産業立国を目指すムーンショット計画が進行中です。これに伴い、メタバース空間での法律や著作権問題なども議論されています。人口は将来的に減少すると予想されていますが、日本では8000万人程度で安定するのではないかと言われています。

AIの支援により、インフラの省力化が進み、日本人はクリエイティブや科学、芸術、健康の追求に専念できるようになるでしょう。国際情勢や安全保障の問題はありますが、人類がAIに支えられるのではなく、AIと共存する社会への変革が議論されるようになるかもしれません。

原子力発電や核融合炉の実用化、全固体電池の登場により、大容量のキャパシタが可能になると考えられます。電力需要は増えますが、日本は水資源が豊富で、堅牢なデータセンターを設けることで、情報インフラの強靱性を保つことができるでしょう。スターリンクのような途切れないインターネット空間の維持も重要です。

MRでの社会参加の障壁を減らし、様々な困難を持つ人々にも平等な機会を提供することで、現実社会でのアバターの使用が普及するかもしれません。このように、セカンドルネッサンスを迎えることで、人類は新たな知的生命へのバトンタッチを行い、その日まで進化し続けるでしょう。