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生きてることに遠慮なんてしねえ

顔だけ先生。先生のタイトルがあると1話だけでも見てみようかなとなるのですが、このドラマは崎山くんがテーマ曲担当なのでそれだけでも安心して見れる!って感じで継続してる感じです。音楽はドラマの核で大事です。

ドラマの内容は普通というか、金八先生ほど熱血じゃない、GTOほど無茶苦茶じゃない、鈴木先生ほどガチじゃない学園ドラマを成立させるにはどんな人物が必要か?という問いかけに対する答えとして、はベストな感じにはなってると思います。

①同調圧力って、なんなんですか?

②努力は必ず報われる、んですか?

③お金が無いと、人生、詰みですか?

④1回でも失敗したら、人生おしまいですか?

⑤死にたいって思っちゃダメですか?

⑥調和の中にいた方が幸せですか?

ドラマなのでタイトルを忘れがちになることもあるのですが、後で並べたときに「アレ」について考えたことってあるよなーって感じるのは、こういうタイトルのおかげですよね。ちなみに、今週は教師と生徒の禁断の恋!?って感じでしたが、遠藤先生の意見は分かる半分、分からない半分って感じですね。でもそれくらいで丁度いい感じだと思います。いつも最後には、遠藤先生も少しだけ社会に寄り添って成長してます。

脚本家がいるので言葉選びがとても上手で、実際の先生もそれくらい上手にいろんなことについて話せたら、顔だけじゃなくなるんだろうなって。ちなみに私も学生時代にそういう話をしたことがあって(何度か書きましたが)生徒が恋愛対象になるかっていうと高校生なら確かに怪しい?大学時代だと歳が近いからありえるかも?って感じでした。

でも現場に出たら「成りそうだけど成らないなー」って感じですよね。変に教師欲が出ますよね。社会人になって街で偶然出会ったりしたら、そうでもないかもしれませんが、自立や苦労してないのは微妙ですよね。教師の立場を忘れてお互いの愚痴を零せるくらいじゃないと満たされない気がします。


さて、巷では埼玉と田中さんの残業問題が問題になって日弁連も配慮はしてくれて、財務省と文科省はいろいろ資料を出してくれてますが。現場ではコロナで始まった2学期のしわ寄せが来て、いろんな無理が祟ってきている気もします。担任の力量もあれば、業務量の多さに詰んでいる人もいて、病む人も辞める人も増えて、学校が崩壊しなければいいな?という感じですが。

うちの学校は多少は代打が見つかって踏みとどまっている感じです。まだ足りない部分はありますが、私もその片棒を担ぎながら何とか頑張っています。なんで私?他の人でも出来るんじゃないの?って思うけれども、そういう次元じゃないですよね。

残業も出来て、保護者との連携や学内の報連相もしっかりできて、土日の授業にも支障を出さずに何とかしてくれて、倒れることもないだろうって人にしか頼めませんよね。倒れない人にストレスをかける。安全第一。そういうことです。教室内でそんなことをするとイジメだと言われますが。

私は最後の砦がロックなので、たぶん大丈夫ですね。「生きてることに遠慮なんてしねえ」ってやつですね。出された飯は食うし喧嘩は買うし「どう転んだって俺は俺」ってやつです。

私は自分の学級ではどうしてもロック推ししちゃいます。自分を認められず、自己肯定感が低かったりして苦しんで生きてる奴はたくさんいる。ロックバンドってのは、そういう現実と戦う奴らに響く。

問題無いことなんて何もない。見向きもしていないだけ。世の中の大抵のことと向き合うためには頑張るしかない。でもそんな元気も勇気もないときに、先生はお酒を飲む代わりにロックを聴いて頑張るんです!って。

言い方を適当にしたら、ただの酔っぱらいみたいだなこれ。

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