「テリファー」という映画を観たので、感想文を書こうと思います。

今回はサクッと簡単な感想文です。
気軽に読んでください。

狂気的でコミカルに変態なピエロ

この映画は最初から最後までグロかったです。
まぁ、私は平気でしたけど。

なんて言うか、音にこだわりを感じました。

ピエロが逆さづりにした女性を股からノコギリでギコギコするシーンとか害虫駆除業者の男の頭に刺さった物を抜くシーンは音が生々しい。
ASMRかよ。

あと、犠牲者の携帯電話も容赦なく破壊。
携帯電話にも殺意があるのかと思うほど、ボコボコに破壊します。

ピエロが殺害する時などの動きはコミカルで不気味でした。
笑顔も特徴的ですし。
なんか、謎に憎めないキャラですね。
人を喜ばせるピエロの精神はちゃんとしてますね。

この映画のピエロの動きは本当にやばくて、どう表現したら分からない。

子供用の自転車に乗ったり、殺した女性の胸の皮を身に着けたり、いろんな動作が狂気的でした。

いろいろ挙げたらキリがない。

迎えに来たタラ(主人公)の姉に見せつけるように、タラの死体にイルミネーションを巻き付けて飾ってたのですが、「サーカス」と書かれた看板を添えてたのも意味不明でヤバかったです。

謎が多い世界観

この映画の「不気味さ」を出しているのは、意味不明なところがあるからだと思います。

この映画のピエロは全く喋らず、犯行動機や正体が最後まで明かされなかったため、ピエロの奇怪な動きと合わさって不気味でした。

最後まで正体がわからないのは怖いですね。
「ブレアウィッチプロジェクト」の恐怖と似てる気がします。

冒頭のテレビ番組での顔が無くなった人はタラの姉だと判明するのですが、後で司会者の女性を目つぶしして、顔をボコボコにして壊すのですが、なぜタラの姉がテレビ司会者を殺害したのも意味不明でした。

最後のシーンでは精神面で回復したみたいなことを言われてるがなぜだったのでしょうか。

確かに、司会者の女性は楽屋で心無い発言をしたのですが、なぜなのか気になります。

この映画は謎が多くて不気味でした。

グロくて、謎が多い世界観で面白い映画でした。